月に北朝鮮発射は「新型
短距離弾道ミサイル」と推定

北朝鮮が、ことし8月10日と16日に発射した飛しょう体について、河野防衛大臣は、分析の結果、これまでに新型と推定した2種類の短距離弾道ミサイルとは異なる新型の短距離弾道ミサイルと推定していることを明らかにしました。

北朝鮮は、ことし5月から13回にわたって、短距離弾道ミサイルなどの発射を繰り返しています。

こうした中、河野防衛大臣は記者会見で、北朝鮮がことし8月10日と16日に発射した飛しょう体について「情報を総合的に勘案した結果、すでに新型と推定した2種類とは異なる、新型の短距離弾道ミサイルと推定している」と述べました。

一方、7月31日と8月2日に発射された飛しょう体については「短距離弾道ミサイルの可能性も考慮する必要があるが、飛しょう距離がおよそ250キロと、北朝鮮が保有する多連装ロケット砲の射程距離に近いことなどを含め、いまだ分析中だ」と述べました。