簿電子データも5月9日
前後に削除 官房長官

菅官房長官は午後の記者会見で、「桜を見る会」の招待状発送に関連する仕様書に記載された数字が、総理大臣や官房長官の推薦枠を示しているのではないかと問われたのに対し「招待状の発送を効率的に行うために付しているものであり、会の終了をもって使用目的を終えることから、現時点で、これらの情報は保有していない」と述べました。

また、記者団が、仕様書を見たかどうか質問したのに対し、菅官房長官は「私自身は見ていない」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は「ジャパンライフ」の幹部をめぐり、総理大臣官邸の誰が推薦したのかと問われたのに対し「官邸からの推薦の中には、自民党から来たものが、経由しているものも数多くある」と述べました。

また、菅官房長官は、内閣府のサーバーに保存されていた招待者名簿の電子データについて、シュレッダーによる廃棄が行われたことし5月9日前後に内閣府人事課の職員が削除したことを明らかにしました。