島県知事 被災者の生活
再建へ国に財政支援を要望

台風19号で大きな被害を受けた福島県の内堀知事が菅官房長官と面会し、被災者の生活再建やインフラの復旧、災害廃棄物の処理に向けた財政支援などを行うよう要望しました。

台風19号による河川の氾濫などで、広い範囲で大きな被害が出た福島県の内堀知事は、25日総理大臣官邸で菅官房長官と面会し、政府の支援を求める緊急の要望書を手渡しました。

要望書では、被災者の生活再建や道路などインフラの復旧、災害廃棄物の処理に対し、十分な財政支援などを行うよう求めています。

これに対し菅官房長官は、「国ができることを全力でしっかりやる」と応じたということです。面会のあと、内堀知事は記者団に対し、「福島県は非常に重い被害を受けており、国として総力を挙げて取り組んでほしいと要望した。菅官房長官から『全力でやる』と強いことばをいただいたので、大変心強く受け止めている」と述べました。