院憲法審査会長に自民
林氏「円満な運営に努める」

参議院の憲法審査会では、自民党の林芳正・元文部科学大臣が、新しい会長に選出され、林氏は「極めて重要な任務を担っており、公正で円満な運営に努めていきたい」と述べました。

このあと林氏は記者団に対し、「憲法改正原案を含め、大変重い議題を審査する会の会長であり、責任の重さを痛感している。運営にあたっては、与野党でしっかり調整してもらいたい」と述べました。

国民投票法採決後にCM規制議論を 与党側

4日、召集された臨時国会で、衆議院の憲法審査会が開かれ、新しい会長に、自民党の佐藤勉元国会対策委員長が選出されました。

これを受けて、佐藤氏は、「全国民的な見地に立ち、議論する意義は大きい。公平で円満な審査会運営に努めたい」と述べました。

このあと、与党側の筆頭幹事を務める自民党の新藤 元総務大臣は、記者団に対し、「まず、趣旨説明済みの国民投票法改正案の質疑・採決を行い、それが終わったあとに、速やかに、CM規制の在り方などの議論を進めていきたい」と述べました。