村地方創生相 台風に
例えた発言を陳謝

北村地方創生担当大臣は記者会見で、地方創生の状況をめぐり、先に台風15号を例に挙げて、「台風で無残にもひっくり返るような根の張り方ではない」と述べたことについて、被災者への配慮が足りなかったとして、陳謝しました。

北村地方創生担当大臣は、先に報道各社のインタビューで、地方創生の取り組み状況について、台風15号を例に挙げて、「この前の風台風で無残にもひっくり返るような根の張り方ではない。根の張った地方創生がそれぞれの地域に根ざしている」と述べました。

この発言について、北村大臣は閣議のあとの記者会見で、「地方創生は、表面的には少し静かに感じられるかもしれないが、むしろ根を張り、広く深く浸透しているという状況をより分かりやすく説明し、理解してもらうためだった」と述べました。

そのうえで、「台風によって大変な停電や大きな被害が出ているので、被災者の方々の感情を逆なでしているとすれば私の思いが至らざるところであり、そこについては申し訳なかったと深い反省の気持ちはある」と述べ、陳謝しました。