会長に徳島県 飯泉知事
「一層行動する知事会を」

全国知事会の新しい会長に徳島県の飯泉知事が正式に選任され、人口減少問題に取り組んできた経験を生かして、政府に対し、積極的に政策提言を行っていく考えを示しました。

全国知事会は、3日都内で全国知事会議を開き、埼玉県の上田前知事の後任の新しい会長に、先月無投票で当選が決まった徳島県の飯泉知事を正式に選任しました。

全国知事会によりますと、人口が100万人以下の県から会長が選出されるのは初めてだということです。

飯泉氏は、会議のあとの記者会見で「人口減少問題は日本全体の国難であり、解決には徳島県をはじめ、長らく対策に取り組んでいた地方の知恵が必要だ。政府に対して積極的に政策提言を行うなど、『一層行動する知事会』を目指したい」と述べました。

飯泉会長の任期は、3日から2年間です。