院が主戦場 首相の
問責決議案まともな考え」

終盤国会における対応をめぐり、立憲民主党の福山幹事長は、夏の参議院選挙を考えれば、衆議院での内閣不信任決議案より参議院での安倍総理大臣に対する問責決議案を優先して検討するのは自然だとしたうえで、今後の情勢を見極めて最終的に判断する考えを示しました。

安倍内閣に対する不信任決議案をめぐって、立憲民主党の枝野代表は先に「衆議院の解散がなさそうだから提出すると思われるのはしゃくだ。参議院選挙に挑むわけだから、参議院で問責決議案を出すのが筋ではないか」などと述べました。

これに関連して立憲民主党の福山幹事長は、18日の記者会見で「参議院選挙が目の前にある中で、参議院が主戦場であることを前提に、安倍総理大臣に対する問責決議案を出すのは、極めてまともな考え方だ」と述べ、衆議院での内閣不信任決議案より参議院での安倍総理大臣に対する問責決議案を優先して検討するのは自然だという認識を示しました。

そのうえで「内閣不信任決議案を出すか出さないかは、政治なので流動的だ。あすの党首討論の安倍総理大臣の対応を含め、考えていかなければならない」と述べ、今後の情勢を見極めて最終的に判断する考えを示しました。