院選「立候補しないと
決断した」社民 又市党首

社民党の又市党首は記者会見で、夏の参議院選挙に立候補しない意向を明らかにする一方、引き続き、党首を務める考えを示しました。

社民党の又市党首は、先月、肺がんの手術を受け、療養していましたが、18日から公務に復帰し、記者会見を行いました。

この中で又市氏は、改選を迎える夏の参議院選挙への対応について、「私の身柄は、党に委ねてきたが、『これ以上、無理をさせるわけにはいかないと判断した』という報告を受けた。地元の後援会などと相談し、立候補しないと決断した」と述べました。

一方、記者団が「国会議員を引退するのか」と質問したのに対し、又市氏は、「『引退』ということばはなじまない。今度の選挙に出ないだけだ。党首の任期は、来年2月まであり、可能なかぎり、体力の回復を見ながら、責任を全うしていきたい」と述べ、引き続き、党首を務める考えを示しました。