自民党の森山国会対策委員長は、今月26日までの国会の会期について、「おそらく延長はない」と述べるとともに、野党側が求めている予算委員会の集中審議には応じない考えを改めて示しました。

自民党の森山国会対策委員長は、鹿児島市で開かれた党の会合で、今月26日までの国会の会期について、「おそらく延長はないのではないかと思っている」と述べました。

また、野党側が、老後の資産形成で「およそ2000万円必要になる」などとした金融庁の審議会の報告書などについてただすため、予算委員会の集中審議の開催を求めていることを念頭に、「予算委員会は予算案を審議する委員会であり、すべて予算委員会で議論するやり方は変えることが大事だ」と述べ、開催には応じない考えを改めて示しました。

一方、森山氏は、別の会合で、夏の参議院選挙にあわせた「衆参同日選挙」について、「衆議院は常在戦場と教えられているので、いつ選挙があるかわからない。衆参同日選挙があるのかどうかも誰もわからない」と述べました。