候補者のポスター 42×40センチ 大きさ統一へ 改正案

選挙で掲示する候補者のポスターについて、現在、選挙の種類ごとに決められた大きさが違っており混乱が起きかねないとして、すべての選挙で大きさを統一するための公職選挙法の改正案が、自民党の会議で了承されました。

選挙の際に掲示する候補者のポスターは、現在、国政選挙や地方選挙の種類ごとに決められた大きさが違い、「発注や印刷の過程でサイズを間違えるなどの混乱が起きかねない」という指摘が出ています。


これについて、自民党の選挙制度調査会などの合同会議が開かれ、ポスターの大きさを、すべての選挙で統一し、長さ42センチメートル以内、幅40センチメートル以内とする公職選挙法の改正案が了承されました。

また、改正案では、候補者が使う選挙カーについても、すべての選挙で、定員10人以下、総重量3.5トン未満の車両に統一するとしています。

自民党は、この改正案をもとに、各党と協議を進めたうえで議員立法で今の国会に提出したいとしています。