京都府知事選 現職の西脇隆俊氏 2回目の当選

現職と新人の2人による争いとなった京都府知事選挙は、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党の4党が推薦した現職の西脇隆俊氏の2回目の当選を果たしました。

京都府知事選挙は、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党の4党が推薦した現職の西脇隆俊氏が、共産党が推薦した新人の梶川憲氏を抑え、2回目の当選を果たしました。

西脇氏は京都市出身の66歳。
国土交通省の審議官や、復興庁の事務次官などを経て、前回・平成30年の知事選挙で初当選しました。

今回の選挙で西脇氏は、新型コロナウイルス対策のいっそうの強化や、子育て環境の拡充、それに、インフラ整備を促進し、地域の活性化につなげるなどと訴えました。

その結果、推薦を受けた各党の支持層に加え、いわゆる無党派層からも幅広く支持を集めました。

西脇氏は「身の引き締まる思いで、責任の重さを痛感している。安心とぬくもりのあるあたたかい京都を作るために、まずはコロナから府民の命と健康を守り、傷んだ暮らしと経済を立て直す。そして、ただ立て直すだけでなく京都の未来のために全身全霊で京都府政を推進していきたい」と抱負を述べました。

投票率は37.58% 前回より2.41ポイント高く

京都府選挙管理委員会によりますと、今回の京都府知事選挙の投票率は37.58%でした。
過去2番目に低かった前回・平成30年の選挙の35.17%と比べ、2.41ポイント高くなりました。
京都府選挙管理委員会は当初、投票率を37.56%と発表しましたが、宇治市が投票率を修正したことに伴って、府全体の投票率も修正したということです。

京都府選挙管理委員会によりますと、今回の京都府知事選挙の投票率は37.56%でした。
過去2番目に低かった前回・平成30年の選挙の35.17%と比べて、2.39ポイント高くなりました。