長野市長選 金メダリストの
荻原健司氏 立候補の意向

ことし10月に行われる長野市長選挙に、オリンピック金メダリストで、元参議院議員の荻原健司氏が、立候補する意向を固めました。

荻原氏は18日、長野県庁で記者団の取材に対し長野市長選挙への対応について「災害や新型コロナウイルスによる閉塞(へいそく)感がある中で先頭に立って元気な長野市にしてほしいという多くの期待の声をいただき、立候補する気持ちが固まった」と述べ、立候補する意向を固めたことを明らかにしました。

荻原氏は、今月中にも記者会見して、正式に表明したいとしています。

荻原氏は群馬県出身の51歳。

オリンピックのスキー、ノルディック複合団体で1992年のアルベールビル大会と、1994年のリレハンメル大会の2大会連続で金メダルを獲得しました。

その後参議院議員や長野県の教育委員などを務めてきました。

長野市長選挙をめぐってはこれまでに、長野市の会社役員、土屋龍一郎氏(59)が無所属で立候補することを表明しています。

現在2期目の加藤久雄市長は今期かぎりでの引退を表明しています。