杉田官房副長官
在任3134日で歴代最長に

政府の事務方トップ、杉田官房副長官の在任期間が25日で3134日となり歴代最長になりました。

杉田和博官房副長官は警察庁出身で、警備・公安部門が長く、内閣危機管理監などを務めたあと第2次安倍内閣が発足した平成24年12月に事務方トップの副長官に起用されました。

その後の菅内閣でも再任され、在任期間は25日で3134日となり、村山内閣から小泉内閣まで副長官を務めた古川貞二郎氏を超え、歴代最長になりました。

杉田氏は、各府省庁の調整役を担っていて新型コロナウイルス対応では、東京と大阪での自衛隊によるワクチンの大規模接種を主導したほか、東京オリンピック・パラリンピックの感染対策なども担当しています。

また、中央省庁の幹部職員の人事を一元的に管理する内閣人事局の局長も務めています。

加藤官房長官は「豊富な行政経験を生かし、菅内閣を全力で支えていただいている。今後とも、官邸の要として、職務にまい進していただけるものと期待している」と話しています。