立民 野党候補一本化へ
国民との協議を加速する方針

衆議院選挙での野党候補の一本化に向けて、立憲民主党は国民民主党との協議を加速させる方針です。一方、共産党とも引き続き選挙協力を具体化させるため協議を進めたい考えです。

次の衆議院選挙に向けて立憲民主党の枝野代表は先の連合の会合で、政権を獲得した場合でも共産党とは連立を組まない方針を示し、国民民主党の玉木代表も「一歩前進だ」と評価しました。

立憲民主党はこれをきっかけに衆議院選挙での野党候補の一本化に向けて、来年の参議院選挙もにらみながら国民民主党との政策協議や候補者調整などを加速させる方針です。

国民民主党には共産党とは政策ごとの部分的な連携であっても認めるべきではないと主張する議員もいることから、どう理解を得ていくかが課題になる見通しです。

一方で、立憲民主党は共産党とも引き続き選挙協力を具体化させるため協議を進めたいとしていますが、共産党からは今回の立憲民主党の対応への不満も出ているため丁寧に説明していくことにしています。