ワクチン接種 システム
不安定で予約停止 高知

高知市は高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種の予約の受け付けを23日から始めましたが、システムが不安定な状況が続いているとして予約の受け付けを停止しました。

高知市は65歳以上の高齢者を対象にしたワクチン接種の予約の受け付けを、インターネットと電話、市役所の特設会場の3つの方法で、23日午前9時から開始しました。

ところが、開始直後からインターネットの予約システムがアクセスしにくい状態になり、その後、いったん解消されましたが、依然として不安定な状況が続いているとして、市は23日午後2時半にインターネットでの予約の受け付けを停止しました。

現在、電話と窓口を含むすべての受け付けを停止しています。

システムの不具合の原因について、市は想定を超える申し込みがあったことで、システムの機能が低下したと考えられるとしています。

受け付けの再開について、市は電話は今月26日、インターネットは今月27日を目指すとしています。

市は今後、ワクチンの供給状況を見ながら、予約可能な日程を追加していくことにしています。

高知市健康福祉部の大野正貴部長は「初日にご迷惑をおかけし申し訳ない。今後はシステムの強化と窓口の体制の増強を図っていきたい」と述べました。