社民 吉田氏と吉川氏
立民合流の方向で調整

社民党の吉田幹事長と吉川政策審議会長は、今月中にも離党し、立憲民主党に合流する方向で調整を進めています。

立憲民主党への合流をめぐり、社民党は、先月の臨時党大会で、党内の意見がまとまらず、党を残す一方、合流を望む党員の離党を認めることを決めました。

これを受けて、4人いる社民党所属の国会議員のうち、吉田幹事長と吉川政策審議会長は、「野党第1党の一員として、目指す政策の実現を図りたい」として、今月中にも離党し、立憲民主党に合流する方向で調整を進めています。

一方、次の衆議院選挙に立候補しないことを決めている照屋衆議院議員は、任期中の離党は見送る意向を関係者に伝えました。

このため、社民党所属の国会議員は、次の衆議院選挙まで当面、福島党首と照屋氏の2人になる見通しです。