ども1500万人余
前年比20万人減 過去最少

5日は「こどもの日」です。日本の子どもの数は1512万人で、39年連続で減少して過去最少を更新し、少子化に歯止めがかからない状態が続いています。

総務省の推計によりますと、先月1日現在の日本の15歳未満の子どもの数は
▽男子が774万人、
▽女子が738万人の合わせて1512万人となっています。

これまでで最も少なかった去年よりも20万人減って過去最少を更新し、昭和57年から39年連続の減少となりました。

総人口に占める子どもの割合も、去年に比べて0.1ポイント下がって12%と過去最低を更新し、昭和50年から46年連続の低下となり、少子化に歯止めがかからない状態が続いています。

一方、去年10月1日現在の子どもの数を都道府県別にみると、前の年より増えているのは東京都だけでした。
東京都だけが増えたのは6年連続です。

▽子どもの割合が最も高かったのは沖縄県で16.9%、
▽次いで滋賀県の13.8%、
▽佐賀県の13.5%などとなっています。

逆に最も低かったのは秋田県の9.8%で、都道府県別の子どもの割合が10%を割り込んだのは、比較可能な昭和45年以降初めてです。