災害関連死を防ぐ避難所の運営方法 ポイントをまとめて
避難所環境を整えることは、災害関連死を防ぐために最も重要です。スフィア基準とは?。感染症のクラスターを防ぐポイントは?。避難所に必要なトイレ、キッチン、ベッドの設営方法は?過去の記事をまとめて紹介します。自治体の担当者などは参考にしてください。
2024年能登半島地震関連ニュースや番組で紹介
目次
“救えたはずの命” 災害関連死を防ぐには
地震や津波からは生き延びたのに、その後の避難生活などで命を落とす「災害関連死」。まさに「救えたはずの命」と言えます。東日本大震災では3792人。熊本地震では226人で、地震で直接死亡した人の4倍を超えています(記事執筆時点)。私たちができることとは?(2023.04.14掲載)。⇒「“救えたはずの命” 災害関連死を防ぐには」くわしく
命を守る「TKB」 避難所の新たな“常識”
『災害時の避難所に「TKB」が必要』専門家でつくる学会が提言するTKBとは、トイレ、キッチン(食事)、ベッドの頭文字から来ています。 相次ぐ災害関連死を防ぐために考案されました。災害関連死を防ぐために必要なこととは(2019.06.17掲載)。⇒「命を守る避難所のTKB」 くわしく
避難所の国際基準「スフィア基準」 日本では…
「女性のトイレは男性トイレの3倍必要」 こうした項目を集めた、避難所の国際基準「スフィア基準」。日本ではあまり知られておらず、この基準が満たされている避難所は少ないと言いますが、災害時にあなたの命を守るための大切な内容が含まれています。(2018.05.01掲載)。⇒「命を守るスフィア基準」 くわしく
さよなら雑魚寝 “避難所クラスター”防ぐには
体育館に多くの人が身を寄せ、床に「雑魚寝」をする。“避難所クラスター”につながるかもしれません。その課題は、実は、ずっと前から指摘されてきたことでした。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに見えてきた“日本の避難所の問題点”と改善点は?(2020.05.27掲載)。⇒「さよなら雑魚寝 “避難所クラスター”防ぐには」くわしく
避難生活…ここに気をつけて!
自宅に住むことができなくなったら…。次の住まいを確保するまで避難所で生活することになりますが、これまでの災害では避難生活で命を落としてしまうケースが相次いでいます。避難生活を乗り越えるため「避難する人」「避難所を運営する人」の双方に気をつけてほしいポイントをまとめています。⇒「避難生活 気をつけるポイント」 くわしく
「分散避難」で感染症防ぐ
避難所などで人が密集すると新型コロナウイルスなど感染症の心配もあります。そこで重要になるのが、別の避難先を考えておく「分散避難」です。安全な場所に住んでいる親戚や知人など頼れる人がいればそこに避難することも考えてください。(2021.07.01掲載)。⇒「分散避難で感染症防ぐ」くわしく
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