名古屋市立大学 シェフ手作りの学食！工藤舞子のグルメ紀行
- 2024年04月18日
今回「グルメ紀行」で訪ねたのは、名古屋市立大学滝子キャンパスの学食。
1日に大量の食事を提供する学食で、1から手作りにこだわるその理由とは？
イタリアンやフレンチ、ベルギー料理などのお店で15年以上料理を提供しているスゴ腕シェフが考案した“安くてうまい！”アイデア料理に迫ります！
（NHK名古屋 「まるっと！」リポーター 工藤舞子）
学食とは思えないスタイリッシュな空間
名古屋市立大学滝子キャンパスに去年の春、新しく出来たおしゃれな建物。
グレーを基調にしたスタイリッシュな空間。
まるでカフェのような学食なんです。
肝心のメニューはというと…？
時期によって変わるメニュー、この日は牛ハラミステーキ丼に、チャーシューエッグ丼、なすとひき肉のボロネーゼなど、どれもおいしそうで迷っちゃう！
定番メニューの中で、一番人気は、「タコライス」。
工藤舞子リポーター
「お肉のボリュームと、玉ねぎの甘味やトマトの酸味、うまみがぎゅっと詰まっておいしい！」
手がけるのは、ベルギー料理店のシェフ！
見た目も味も本格的な料理、
手がけているのは、現在ベルギー料理店でシェフとして活躍している広瀬雄樹さん。
イタリアンやフレンチなどのお店で15年以上経験を積んできたシェフがレシピを考案しているんです。
現在働いているベルギー料理店でつながったご縁で、昼は学食で働くことになったという広瀬さん。
広瀬さんが手掛ける学食のこだわりは、レトルトは一切使わず、いちから手作りするということ。
大量に作らないといけない学食で、全部手作りするのは大変じゃないですか？
「手作りの方がおいしいから！」と、この笑顔。
さらに、大量に作るからこそ、1つ1つの料理のコストが抑えられるということなんです。
ただ、仕込みには多くの時間をかけています。
学生に1番人気のタコライスに使用するタコスミートは、煮込み時間はおよそ1時間。仕込み時間に時間をかけ、注文が入ったらすぐ提供ができるように。
プロの工夫で、大勢の学生が押し寄せる昼の時間帯でも効率化を図っているのです。
豊富なメニュー！
他にも、学食ならではの安くてうまい！広瀬さん考案のアイデアメニューが。
メニュー名は、“悪魔のソーセージ丼”。
広瀬さんいわく、カロリー爆弾というこの料理は、ケチャップと焼肉のたれで味付けしたソーセージが肝。
白米がどんどん進む悪魔的な味わい。
さらに、上にかかっているソースはマヨネーズと、チーズソース。
まさに、“安くてカロリーを摂取できる”若者向けのパワーチャージメニューでした。
そして、空きコマなどのゆったりした時間にもうれしいスイーツやドリンクメニューも充実。
もちもちのクレープ生地で、クリームもたっぷり！
一般の方の利用も可能なこちらの学食。
12〜13時は学生や学校関係者で混み合うということで、時間をずらしての利用がおすすめということでした！
皆さんも是非、安くてうまい、本格的な味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
