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あさイチ 日間賀島の絶品フグを堪能! ティモンディ高岸さん

  • 2024年02月15日

毎朝、いちばんほしい情報を生放送でお伝えする「あさイチ」。
愛知県の特集では、冬でもたくさんの観光客が訪れる”アツイ島”をご紹介します。
ティモンディの高岸宏行さんと、木村穂乃アナウンサー(NHK名古屋)が冬の日間賀島の魅力を堪能!
(2023年12月14日放送)

冬でも“アツイ島”を探索!

愛知県南知多町の日間賀島を旅するのは、ティモンディの高岸宏行さん。案内役は、NHK名古屋の木村穂乃アナウンサーです。
年間30万人以上もの観光客が訪れるこの島、冬も大人気なんです。その魅力を探して歩いていると…

高岸さん
「なんかいる!派手な!ハイカラなトゥクトゥクですね。」

民宿 女将 鈴木佐代子さん
「そうなんです!ぜひ乗っていってください!」

愛車に乗ってさっそうと現れたのは、鈴木佐代子さん。結婚を機に名古屋市から日間賀島に移り住み、現在は島の魅力を伝えたいと、トゥクトゥクで観光客を案内しています。
高岸さんと木村アナもさっそくトゥクトゥクに乗り込み、島観光へ出発!

高岸さん
「わあ、きれいだな。これ窓とかがないから気持ちいいですね。
 あ、ピッチングしてる!ナイスボール!」

野球をしている子どもたちを発見!これは高岸さん、見逃せませんよね。トゥクトゥクを停めて、高岸さんも一緒にキャッチボールをすることに。

島の小学生とキャッチボール

島には野球チームはないそうなんですが、友達同士集まって、毎日のように練習しているんです。

高岸さん
「将来プロ野球選手になりたいって人いるの?あ、いる!
 日間賀野球部なら、やればできる!!」

みんなで「やればできる!!」

さあ、島の魅力探しに戻りましょう。続いてやってきたのは、大きな松の木にかかったブランコです。島の観光協会が写真映えするスポットとして作りました。冬でもひっきりなしに人が訪れているんです。

海が目の前に見える開放感あふれるブランコに高岸さんも思わず…

高岸さん
「カモメになった気持ち~~!!」

日間賀島の冬の名物とは?

この日間賀島には、冬にやってくる観光客が必ずと言っていいほど食べる海産物があります。

天然のトラフグ

それは、フグの中でも最高級とされているトラフグ。中でも、近海で獲れる天然ものは、うまみが濃くて、冬にしか食べられないご馳走なんです。高岸さん、特別に触らせてもらいました。

高岸さん
「けっこうずっしり。ちょうどキャッチャーミットくらいの重さ。
(持ち上げると)あ、痛い。。。」

実は愛知県、トラフグの漁獲量が全国トップレベルなんです。

鮮魚店 店主 鈴木勝志さん
「平成元年くらいですかね。下関が不漁で、こっちのほうに買い付けにきたんですよ。そこからある程度有名になって、その少し後に、冬の閑散期に何かいい集客するものはないかということで、島のみんなで勉強して、フグ料理を始めました。」

それまで県外へ出荷することが多かったトラフグを島の名物にしたいと、島のほとんどの料理人がフグの処理師免許を取り、20年ほど前から名産化を進めてきました。

フグ料理歴50年の料理人が振る舞う!絶品フグ料理

その旗振り役になった料理人を訪ねて、旅館にやってきました。

料理人 加藤善隆さん

フグ料理を作って50年以上、加藤善隆さんです。

フグの「てっさ」鶴盛り

見た目も美しい、フグのお刺身「てっさ」。島では、料理人たちが技術を競う「てっさコンテスト」も開かれているんです。美しくて食べるのがもったいない…!!

フグを生まれて初めて食べるという高岸さん。そのお味は?

高岸さん
「うわ、うんまあ!歯ごたえすごい。あとからうまみすごいわ。」

加藤さんのこだわりは、フグ本来の甘みや旨みを味わってほしいと、やや厚めに切ること。フグが豊富に獲れる土地だからこその贅沢です。

加藤さんのこだわりは、まだまだあります。フグのうまみを引き出すために、ある仕込みが大切なんだそう。

フグの身の上に乗せる重し 26キロ!

フグの身の上に2日間重しを乗せることで、フグの水分が抜け、うまみを凝縮させることができるんです。その重さ、なんと26キロ!高岸さんも持ち上げてみることに。

高岸さん
「いきますね。うわ、よくこれ持ちましたね。
 フグ料理人ってもうアスリートですね!」

料理人 加藤善隆さん
「美味しいものを出すためには努力しなきゃ。」

この旅館では、「てっさ」のほかにも、白子焼、土瓶蒸しなどトラフグを余すことなく楽しむことができます。女将さんのイチオシは、フグのカマ焼き。めったに食べることのできない、貴重な部位なんだそう。豪快に手で割っていただくと…

フグのカマ焼き

高岸さん
「ブリンブリン。めちゃくちゃ美味しい。
 焼き魚なのに、ブリブリで身がはじける感じ。」

島には高岸さんの大好きな“アレ”も…

こちらの民宿には、高岸さんの大好きな…

そう、サウナ!島に初めてできたそうです。ロウリュが楽しめる設備に、海を眺めながら外気浴も。高岸さん、最高のロケーションでさっそく、ととのうことに!

渾身のアウフグース!

実は熱波師のアルバイト経験のある高岸さん。渾身のタオル回しで、お客さんにサービス!!

 

お客さんもご満悦

高岸さんも、すっかり ととのった ご様子。

島ならではのサ飯

サウナ後の楽しみと言えば、サウナ飯。ここにも、島ならではの食材が。

ふぐの「てっさ」も含まれたサウナ飯(要予約)

日間賀島は、サウナ飯にもフグ!数々のサウナ飯を食べてきた高岸さんも、これは初めてです。

民宿オーナー 鈴木雄太郎さん
「コロナ禍で、この宿を休業することが多くなった時期がありまして。その期間に(妻と)2人で、全国を旅して回った時期があったんですよ。そこで出会ったサウナがきっかけで島にサウナを作りました。素晴らしいサウナとともに、日間賀島の食をよりよく楽しんでいただきたい。」

高岸さん、冬の日間賀島の魅力をたっぷり満喫した旅でした。

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