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”備えられない”私たちへ

  • 2024年02月15日

不安ごとが1つでもあればー

能登半島地震で浮かび上がったさまざまな課題。
「自分がもしあの場にいたら…」「明日地震が起きたらどうしたらいいのか…」。そんなことを一度でも考えた方に読んでほしい記事です。
「水・食料」「トイレ」「連絡手段」「仕事」「避難」「家屋」などさまざまな不安。その備えのヒントになるNHKのサイト・情報を紹介します。

【目次】
▼不安に思うけど備えていない人が多い
▼何を、どうしたらいいの?
 水・食料、トイレ、家族との連絡手段、仕事、避難、家屋

名古屋で50人に聞いた

能登半島地震の発生から1か月が経過した2月7日、名古屋市の中心部で50人に「不安や心配だと感じていること」を尋ねました。

▼家族…15人▼水…11人▼トイレ…9人▼食料…4人▼家屋…3人▼仕事…2人▼避難経路…1人
▼避難場所…1人▼通信・連絡手段…1人▼すべて…1人。さまざまです。しかし、その不安を解消するために行動に移したかを聞くと、多くの人は「NO」と答えました。

「以前から南海トラフとか、このあたりは必ず大きな地震くることは気にしている。でもそれに対しての備えはしていない。頭のどこかで地震は来ないだろうと思っているかもしれない」
(50代女性)
「自分は大丈夫とは思わないんですけど、深く考えていないなって。自分の家族が被害にあったわけじゃないから、そこに実感が持てない」
(20代男性)

その気持ちに共感する人もいると思いますが、「今何かを備えないと」「考えなくちゃ」という方々に向けて、ヒントとなるようなサイトがNHKにあります。

それぞれ、不安なことをどう考えたらいいのか。項目別にまとめました。

水・食料に不安を感じている方へ

 【何を備えたらいいのかがわかる!】
 最低限の備蓄がわかるほか、子どもや高齢者がいる家庭に必要なものなども紹介しています。

 【すべてをそろえることはハードルが高い。まずは、1歩から】
  災害時にも食べられるようなお菓子を買ってみることから、始めてみようかなという方に。

【その視点はなかった!実際に被災した人が今備えているものは?】
 東日本大震災を経験した方々が今実際に備えているものを紹介しています。

トイレに不安を感じている方へ

【備蓄でトイレに備える】
 自宅で過ごす場合を想定して、断水になった場合どうやってトイレを使うのかがわかります。

【その場でトイレを作る】 
何も持たずに避難してしまった場合、段ボールやビニール袋でもトイレは作れる。その方法は?

家族や大切な人との連絡手段に不安を感じている方へ

【災害用伝言ダイヤルの使い方】
 「災害用伝言ダイヤル(171)」は実際どのように使うのかがわかります。

【無料通信アプリ「LINE」も役立つ】※リンクはありません。
 「LINE」を運営している会社によりますと、スマートフォンの電話回線が通じなくなってしまった場合でも、データ通信が使える状況データ通信が使えなくてもWi-Fiのネットワークに接続していれば、メッセージのやりとりをすることができるといいます。また、震度6以上といった大規模な災害が起こった際は、LINEの友だちに自分の安否がどうなっているのかを発信することもできるそうです。

仕事がどうなるのか不安を感じている方へ

【災害への備え 職場では?】
 近年注目されている「事業継続計画=BCP」とは何なのか、どのように作るのかを学べます。

避難に不安を感じている方へ

【避難生活のポイント】 
 食事、トイレ、感染対策など避難生活にどのようなリスクが潜んでいるのか、いざという時の対処法
  がわかります。

【どこに避難する?】
  避難場所と避難所の違いや、防災マップの見方を解説しています。

家屋に不安を感じている方へ

 【まずは耐震診断を】※リンクはありません。
 耐震化が専門の三重大学の川口淳教授によると、
①いつ建てられたのかを調べる。 
 昭和56年(1981年)5月以前に建てられた建物に住んでいるかどうかが大きなポイントです。
②それ以前に建てられた建物は耐震診断を受けてほしいとのことです。
  耐震診断は自治体によって木造住宅は無料など費用の補助があります。結果がわかるのに申し込みを
  してから最長で半年程度かかります。
③耐震診断の結果、改修が必要となれば耐震改修を。
  数百万円の費用が必要になる場合もあります。自治体からの補助があります。
 家の中に命を守る空間を設置する耐震シェルターというものもあります。

【これから家を建てる人は地盤も見て】※リンクはありません。
 川口教授は建物自体がしっかりしていても地盤ごと崩れたら元も子もないとして、今住んでいる場所の地盤が弱い人は住み替えを検討することも費用はかなりかかりますが、選択肢の一つだとしています。
家の建設を考えている人は液状化のリスクや切り土・盛り土といった造成された場所に該当するのかを自治体の出しているマップなどで確認した上で、リスクのある場所をはじめから避けることも重要だといいます。

【家の中の家具、どうすれば?】
お店にいくとさまざまな家具転倒防止グッズが売られていますが、どう使うのかがわかります。

  • 鈴木博子

    名古屋放送局 記者

    鈴木博子

    名古屋局で遊軍を担当。
    私は今、水が一番不安です。

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