甘さ抜群!大府のぶどう 木村穂乃アナの東海グルメ紀行
- 2023年08月25日
暦の上ではもう秋!食欲の秋!そこで、愛知県でぶどうの生産量トップクラスの大府市を訪問。甘さ抜群、おいしいぶどうを堪能してきました。(木村穂乃アナウンサー)
直売所でぶどう食べ比べ!
まず訪ねたのは、ぶどうの直売所。市内に30か所以上もあるんです。
大府のぶどうの魅力は、なんといってもその種類の多さ!
なんと30種類以上のぶどうが作られているんですよ!うーん、目移りしちゃいます。
私が訪れた直売所には、10種類以上がズラリ。
どの種類にしようか…お客さんは目をキラキラさせながら迷っていました。
わざわざ大阪から来たとおっしゃる方も!ファンの多さに驚きです。
個性あふれる品種を特別に食べ比べさせてもらいました!
「アリサ」
一見するとシャインマスカットそっくり!ですが、味は全然違いました。
さっぱりしていて酸味もあり、冷やして食べたくなるおいしさです。
「プリモアモーレ」
ひと粒が細長い!この見た目は初めてです。
ミルキーかつ濃い甘み、強い香りが口いっぱいに広がります。
ん・・・?なにかの味に似てる・・・乳酸菌飲料だ!!
「クイーンニーナ」
まるまると大きな実が印象的!大府でよく作られている品種です。
皮は渋みがあるので食べられませんが、糖度20度を超える驚異の甘さ。
「巨峰」
果肉がとろけて柔らかい!
食べ比べるとよくわかる、シャインマスカット系とは違った口当たり。
芳じゅんな香りもたまりません。
「シャインマスカット」
説明不要の大人気品種。やはり甘さも香りもとっても強いですね~。
皮ごと食べられるので、食べ始めると止まらなくなるおいしさです。
そして!直売所には、ぶどうの生絞りジュースも。収穫状況で、日替わりなんだそう。
丸ごと絞っているのでとにかく濃い!!! 贅沢な一杯でした。
ここで、店主に教わった『ぶどうの豆知識』を2つ。
- 香りを楽しむなら、冷蔵庫から出したあと、常温に戻してみて!
冷蔵庫で保存する場合は、食べる前に、常温に戻してみてください。冷やすと香りが減ってしまいますが、常温にすると復活しますよ。 - 食べごろは、収穫したタイミング!
ぶどうはバナナのように追熟しないので、手に取った時が一番の食べごろなんですよ。
ぶどう農園へ!おいしいぶどうの見分け方は?
すっかり大府のぶどうに魅せられた私は「もぎたてを味わいたい!」と、ぶどう農園へ。
園主の岡田直樹さんに、おいしいぶどうの見分け方を教わりました。まずは「巨峰」。
全体的に粒が黒く、色が濃いものを選びましょう。
表面に白い粉がたくさんついているのも大事なポイントなんだとか。
「ブルームといって、ぶどうの実を守ってくれているんですよ」
持ち帰って冷蔵庫に入れるときも洗い流さないでくださいね。
ぶどうのおいしさをキープしてくれます。洗うなら、食べる直前に。
続いては人気の「シャインマスカット」。
シャインマスカットって、緑が濃いものをよく見かけますよね。
でも、粒が黄色くなっている房を見つけましょう!良く熟して糖度が高い証なんだとか。
「黄色いと見た目が柔らかそうですが、そんなことなんですよ。シャキっとした食感と甘味、その両方楽しめてお得ですよ」
木村「一つの房の中で味に違いありますか??」
岡田さん「上の部分!茎に近いほうがおいしいですよ」
実際に食べ比べてみると…
木村「上のほう最高!甘い!砂糖菓子食べてるみたい」
ぶどう大好きなわたしにとって、最高の時間でした。
ぶどう狩りができる農園は大府市内に2つ。ともに9月上旬~中旬まで楽しめるそう。
ただし、ぶどうが早くなくなってしまうこともあるので、気になる方はお早めに!