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子どもを女性1人が何人出産? 茨城県内の市町村ランキング

全市町村の出生率記載 あなたの町は何位?
  • 2024年04月19日

 

女性1人が一生に出産する子どもの数を示した出生率の5年間の平均が発表されました。
茨城県内の市町村では、取手市を除くすべての市町村が前回の調査を下回る結果となりました。
市町村ごとのランキングをまとめました。

(水戸放送局 記者 安永龍平)

「合計特殊出生率」とは?

女性1人が一生に出産する子どもの数を示した数字です。
厚生労働省は2022年までの5年間の平均値を調べ、全国の市区町村別のデータを公表しました。

ランキングはこちら

 

 

 

 

 

出生率に応じて、県内市町村を色分けした地図です。
高いほど黄色が濃く、低いほど青が濃くなります。

 

県内の44市町村で最も高かったのは、神栖市で1.54、次いで▼つくばみらい市が1.53、
▼つくば市と鹿嶋市がともに1.49などとなっています。

 

最も低かったのは▼利根町で1.03、次いで▼五霞町で1.09、▼稲敷市と桜川市がともに1.1などとなっています。

利根町は全国の市区町村の中で30番目に低くなりました。

茨城県の出生率は?

 

茨城県全体では1.34で、前回の調査より0.12低くなりました。全国33番目です。
最も高いのは沖縄県で1.8、最も低いのは東京都で1.11でした。

茨城県担当課「少子化進行に危機感」

 

今回の結果を受けて、茨城県少子化対策課は「ほとんどの市町村で前回よりも出生率が低下していて、少子化が進行していることに強い危機感を抱いている。引き続き、『日本一、子どもを産み育てやすい県』を目指して、国や市町村と連携しながら結婚、出産の希望がかなう社会づくりや、子育てしやすい環境づくりなどに取り組んでいきたい」とコメントしています。

  • 安永 龍平(記者)

    水戸放送局

    安永 龍平(記者)

    香川県出身・2019年に入局
    初任地は北九州局
    現在は県政や経済を担当

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