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山内惠介さん  ここから、さらなる演歌の神髄へ

執筆者のアイコン画像尼子佑佳(キャスター)
2023年12月14日 (木)

演歌界の貴公子・山内惠介さん。今年発表した新しい曲は、今までのイメージを一新するような歌詞にメロディー。

歌に込める思いなどを単独インタビュー!

コンサートでの圧巻の歌唱も必見です。

 

さぁ、ここからは、読むインタビュー。特製インタビューコメント全読み!

茨城との意外なつながり?

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尼子
茨城・水戸は6度目?
山内さん
そうですね。
尼子
印象はどうですか?
山内さん
印象はですね、きょうは水戸市民会館、新しくできた会場だったので初めて来た水戸でのコンサートを思い出しましたね。すごく新鮮にね、歌を聞いていただけたのではないかなって。会館とともに生まれ変わったようなそんな発見があったステージでしたね。
尼子
山内さん、水戸特産の“あの食べ物”をよく食べているんですよね?
山内さん
納豆はね、いい声出るんですよ。粘りがあるでしょ?だからね、演歌ってこぶし、それと声の伸び、もうこれがね納豆の作用がすごく強いんですね。だから朝食べて、5時間6時間経ったときに幕が上がるので、納豆の効き目ってそのくらいなんですよね。それも計算して、水戸の納豆を頂戴しています。
ちょっと僕はね硬めの納豆が好きなんですけど、水戸の納豆はもうそのものだなと。噛み応えがあって。
「納豆(なっとう)」だけに「納得=なっとうくう」の味ですね。

 

歌い手は旅人

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尼子
ご自身のことを「ライブアーティスト」とおっしゃっていますけれども、やっぱりライブは違いますか?

 

山内さん
きょうの日だけにしか生まれない音楽を届けられること。一方的に自分が歌をステージからお届けするだけじゃなくて、幕が開いたときのお客様の反応であったり、拍手ご声援がこのステージを作ってくれたりする。もうこの場所は僕にとっては唯一無二の場所ですね。

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山内さん
歌い手は、僕は旅人だと思うんですよね。きょうは茨城に伺って、大塚池公園を見たときの自分のこの生まれた気持ちをお届けしたいとか、偕楽園の梅の香りだとかそういうものを旅をしないと味わえないんですよね。同じ出し物なんですけど、茨城の空気、今日のお天気、そしてお客様のあの反応が今日しか生まれないライブを作ってくださるんですよね。
それが僕にとってはすごく病みつきな時間というか、歌い手であって良かったなって。

 

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尼子
コンサートの前に書くものがあると?
山内さん
『未来日記』っていうのをつけているんですけど。「きょうは水戸のお客さんが大変盛り上がってくださっ”た”」って。
尼子
「た」。(コンサート前に)過去形で?
山内さん
もう過去形で書くんですよ。「すごく僕も気持ちよく歌えた」と。
そういうのをやるようになって未来に近づけている感じがしています。そして自分もこの二時間半、諦めずに、そういう風になるように、必死に命を込めて歌うっていうね。それだけに向かって。その一心になれるっていうのは『未来日記』のおかげかなと。

 

尼子
歌に本当に真摯に向かって取り組んでらっしゃるんだなと感じました。そこまで真摯に向き合ってこられた原動力は?
山内さん
「歌が好きだ」ということですよね。年々強くなりますし。それを応援してくださるお客様と出会えていること。
そのご期待に応えたいというね、もうこれは頑張れるんですよね。

 

新しい一面を魅せる新曲

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尼子
私、今日のコンサートを本当に楽しみにしていて、その中でもやっぱり新曲の「こころ万華鏡」を楽しみにしていました。初めて聞いたときにジャンルを超えた、衝撃が私はありまして。受け取ったときどんなお気持ちでした?

 

山内さん
どんな自分の声が出るんだろうって、そういう面白みっていうか、 感じましたよね。「いのちまっすぐ生きてみろ」ってね。よくこういうフレーズを山内惠介に書いてくださったなと。だからこの詩を届ける責任、自分も命真っすぐに生きているかということを問われている、その作品と巡り会えたことは自分の人生の歩み方が変わったなと思います。

 

これからが本当の演歌

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尼子
次なる目標はありますか?
山内さん
ステージで歌わせてもらっていて、これからがね、本当の演歌、歌謡曲をお届けできるんじゃないかなって、40になって、思っているんですよ。お客様の中にも介護されてたりとか、ご病気を抱えていたりする方、いろいろな悩み・不安を抱えながらね、コンサートに足を運んでもらっているっていうことに、いまね、改めて僕気付いているときだと思うんですね。そこで、歌や自分のおしゃべりでね、少しでも救うことができたら、寄り添うことができたらって。そういう歌い手になりたいなと思っています。

 

茨城のみなさんへ

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山内さん
コンサートも6度目させていただいて、少しずつ茨城のみなさんと絆を深めながら、また来年も帰ってきますんで、ぜひ来年のコンサートにも“いらっしゃ~い”!!お待ちしています。

 

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