女性に多い“隠れ狭心症” 検査が行える医療機関&記事まとめ
更年期を迎えた女性の10人に1人が発症すると言われる「微小血管狭心症」。
従来、狭心症は心臓の太い血管が詰まって起こると考えられてきましたが、今回、番組で紹介した微小血管狭心症は0.5ミリ以下の細い血管が狭まって起こります。心臓病の診断で一般的な“血管造影検査”では発見できず、見逃されることも多いのが特徴です。微小血管狭心症の検査が行える医療機関についてご紹介します。
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実は狭心症は男女で起こり方が異なります。男性は太い血管が詰まって起こることが多いですが、女性は微少な血管が狭まって起こることが多く、最新の調査では、女性の狭心症の7割が微小血管狭心症であることが分かってきています。
また、心臓病のサインといえば胸の痛みですが、女性の場合、胸だけでなく、首や肩、腹部など様々な場所に痛みが出ることに加え、微少血管狭心症が発症するのは主に更年期頃から。更年期障害で何かと不調を感じやすい時期であるため、本人は心臓の病気だと自覚しにくいという怖さがあります。
更年期以降の女性で、胸などに普段、感じたことのないような痛みが続くようなら要注意。最近では、微小血管狭心症の診断や治療を行える医療機関も増えてきています。詳しくは以下のホームページをご覧ください。
日本冠微小循環障害研究会 (J-CMD) (※NHKサイトを離れます)
▼微小血管狭心症の検査が行える医療機関
https://site2.convention.co.jp/j-cmd/medical/kensa.html
微小血管狭心症や男女の病気の違いなどについて、さらに詳しく知りたい方はこちらのNHK健康チャンネルの記事もご覧ください。
NHK健康チャンネル
▼病気の起こり方も薬の副作用も男女で違う 見逃されてきた性差医療
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1532.html
▼性差医療 男女の体はどうしてこんなに違う?その秘密は女性ホルモンにあり!?
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