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将棋界の頂点へ “運命の一手”の舞台裏

10月11日、夜8時45分。対局会場にいた私は、東京で対局結果の速報を用意しているデスクに電話した。
「立会人が対局室へ向かいました。永瀬王座の勝ちです」

ある棋士の言葉を借りれば、“まるでブラックホール”のようにタイトルを奪取してきた藤井聡太。異次元の強さで、タイトルを次々に奪取してきた藤井は、いつか八冠独占を果たすだろう。でも、それは今夜ではない。

足早に対局室に向かう観戦記者の誰もがそう思ったはずだ。

あの“運命の一手”が指されるまでは。

【関連番組】 NHKプラスで10/24(火) 午後7:57 まで見逃し配信👇

決戦の舞台は京都

将棋の八大タイトルの1つ、「王座戦」五番勝負、第4局が行われたのは、京都市のホテルだ。五番勝負は、先に3勝をあげた棋士がタイトルを獲得する。ここまで藤井聡太七冠が2勝、永瀬拓矢王座が1勝。藤井七冠がタイトル奪取、すなわち八冠独占に王手をかけていた。

対局中の様子は控え室にあるモニター画面を通してしか見られないが、対局が始まるとき、そして終局直後だけは報道陣に公開され、撮影が許されている。テレビ局は順番で代表撮影の担当を決めていて、この日はたまたまNHK。幸運にも私は対局室へ入ることができた。

対局が始まるのは朝9時。ホテル敷地内の専用通路を通って対局室へ向かい、30分ほど前にはスタンバイしていた。

先に入室したのは前局までと同様に永瀬王座。水色の羽織に緑のはかま姿で、着座するとすぐに目を閉じた。タイトル保持者にもかかわらず先に対局室に現れたのは、この勝負への思いの表れだろうか。

「おはようございます」

続いて藤井七冠が朝のあいさつとともに対局室に。白の羽織、グレーのはかま姿で盤の前に座った。

8時50分すぎには駒も並べ終わり、室内に緊張感が漂う。2人の様子はこれまでとあまり変わらない。
そして午前9時。対局が始まると、永瀬が飛車先の歩を突く。戦型は序盤に大駒の「角」を交換する「角換わり」。
決戦が幕を開けた。

“彼の目の中には藤井さんしかいない”

退室した私は、控え室に戻り、中継映像で観戦していた。
ここまでの五番勝負、星の上では藤井七冠がリードするも、棋士からは「永瀬王座が勝ち越していてもおかしくない内容だ」という評価を多く耳にした。この五番勝負のため、万全の準備をしてきたのだろう。序盤から中盤にかけて、主導権を握るのは永瀬だった。

対局開始後20分、早くも控え室で驚きの声があがった。
永瀬がいきなり桂馬を跳ねる積極的な手を示したのだ。
これに対し、藤井の指し手は重く、長考を繰り返す。
王座戦五番勝負の持ち時間はそれぞれ5時間だが、この日、昼食休憩に入った時点で、藤井は半分以上の「2時間48分」を消費。一方、永瀬の消費時間はわずか「21分」。
この日も、戦いのペースは明らかに永瀬のものだった。

鈴木大介九段

将棋に対して厳しく真摯に向き合う姿勢から、「軍曹」の異名で呼ばれる永瀬。
藤井とは練習将棋を指す研究仲間で、ある意味では、互いの手の内を知る間柄だ。

永瀬と親交のある鈴木大介九段は、永瀬の将棋に対するひたむきな姿勢、そして藤井への思いを語っていた。

鈴木大介九段

「とにかく将棋に対して真面目で真摯で、プロフェッショナルだと思います。永瀬さんが2015年の『電王戦』でAIと対局したとき、風の噂で、“1日10時間もコンピュータの前で体調もボロボロになって研究していた”と。それをやりきって結局彼が勝ちましたが、命を削ってまでして挑むのは彼の中で、棋士代表としてやるからには負けるわけにはいかないという思いがあったと思います。

そして藤井さんは、その彼が一生をかけて追い抜こうとしている相手です。藤井さんが将棋を辞めたら彼のモチベーションもなくなっちゃうぐらいだと思います。藤井さんに勝つことが将棋界を盛り上げることだという思いもあるでしょう。今の彼の目の中には、藤井さん1人しか見えていない」

“永瀬王座の勝ちです” その直後…

午後に入っても、藤井にとって苦しい時間が続く。
永瀬は「角」や「銀」をいかして攻撃態勢を整え、2時間を超える長考を挟みながらもリードを広げていた。

午後8時前。藤井が先に持ち時間を使い切り、「1分将棋」に入った。
以後、藤井は1手を60秒未満で指さなければいけない。

AIの評価ではわずかに藤井に形勢が傾く時間帯もあったが、午後8時半すぎ、永瀬が「1分将棋」に入ったときには永瀬の優勢が安定しつつあった「銀」や「と金」を活用し、着実に攻めていく。

そして122手目、藤井が相手の玉に向かう「5五銀」と打った局面では、AIの評価値が永瀬に圧倒的に有利な「99%」を示した。
次に永瀬が「金」を打つと、藤井の「玉」が詰む手順があったのだ。

午後8時45分ごろ。控え室にいた立会人や報道陣は終局の瞬間に備えて対局室へ移動を始めた。私も急いでデスクに電話する。

「立会人が対局室に向かいました。永瀬さんの勝ちです」。

そして対局室に向かうエレベーターに乗り込むとき、関係者のひとりから「えっ」という声が上がった。慌ててスマートフォンで棋譜中継を見ると、目を疑った。形勢が全く逆転し、永瀬の評価値が数%に下がっていたのだ。
いったい何が起きたのか。電話をする余裕もなく、デスクに形勢が変わったことをメッセージで送る。どうやら永瀬の123手目が、勝ち筋とは異なる手だったようだ。

あまりにも突然の形勢逆転。混乱したまま対局室の前で待っていると、間もなく永瀬が投了。

将棋界初の八大タイトル独占。藤井聡太「八冠」が誕生した。

“運命の一手”

終局後の対局室には、熱気のなごりが立ちこめていた。
戦いを終えた2人の表情はふだんと変わらないように見える。

藤井聡太八冠

「早い段階からかなり激しい展開になり、苦しくなってしまった。結果は幸いしたが、この経験を糧にして、もっと実力をつけていかなくてはいけないなと感じています」

永瀬拓矢九段

「終盤でチャンスがあったときに決定力が足りずに負けてしまうということを2局続けてしまった。今の自分の全力は出せたのではないかと思う。個人としては悲観せずに今までどおり一歩一歩、頑張っていきたいと思います」

タイトルを奪われながらも、淡々と対局を振り返る永瀬。数分前、髪をかきむしり、額に拳を打ち付けていた姿をみじんも想像させないそのたたずまいからは、その胸中を推し量ることはできなかった。

その後、およそ1時間にわたり行われた感想戦。死闘を繰り広げた2人の顔には、笑顔すら浮かんでいた。

運命の一手はなぜ

最終盤、まさに勝敗を決定づけた”運命の一手”。藤井八冠の奇跡的な大逆転は、なぜ起きたのか。

122手目、藤井が「5五銀」と打った局面。ここで永瀬が「4二金」と打てば、藤井の「玉」に「詰み」があったとされる。

しかし永瀬が指したのは「5三馬」。王手ではあるが、棋士やAIの予想にはなかった指し手だった。

この1手でAIの評価は一気に永瀬の不利に傾き、10%を切るまでに低下した。藤井の「玉」は詰まなくなり、反撃して一気に逆転。形勢を覆すことはできず、永瀬は投了に追い込まれた。

深浦康市九段

対局を見守った深浦康市九段は、次のように振り返る。

深浦康市九段

「永瀬九段には詰みが見えたが“幻”だった。将棋は怖いもので『勝ちだ』と思った瞬間に隙が生まれる。永瀬九段が優位な時間が長かったし、対局前のインタビューでも『人間の一面を捨てないと勝てない』と言っていたので覚悟を感じていたのだが、藤井八冠からどこでひっくり返す手が出てくるのか、怖くて思い切って踏み込めないところもあったと思う」

森下卓九段

日本将棋連盟の理事を務める森下卓九段にも、永瀬九段が勝ち筋とは異なる手を指した理由を聞いた。

森下卓九段

「一番大きな理由は、持ち時間がなくなり、『1分将棋』になっていたからだと思う。さらに、藤井八冠が相手だとこれでもかというくらい手を読まなければならず、初手から疲労が積み重なっていた。勝ちが見えていたのに、こうした負の相乗効果で悪夢のような大逆転負けになったのではないか」

藤井の師匠・杉本昌隆八段は、弟子の勝利を願いながらも、1人の棋士として別の思いも抱いていたという。

師匠・杉本昌隆八段

「師匠としてはこの対局で決めてほしいという気持ちがありました。でも同時に、永瀬さんにも勝ってほしかったという思いがあるんです。今期の五番勝負で永瀬さんは、全局通じて本当に内容がよかったんです。いい内容の将棋を逆転負けしてしまうことのつらさって、私たち棋士は自分のことのように感じるんです。今回は永瀬さんにフルセットまでいってもらって、最終局での決着を見たかったという思いもありました。

改めて、人と人の勝負の素晴らしさ、そして将棋の楽しさと恐ろしさも感じました。やはり将棋は“逆転する競技”なんです。その逆転した瞬間を見逃さない藤井八冠の強さも光りました」

“運命の一手”引き寄せた藤井の終盤力

「王座戦」五番勝負の第4局で永瀬が指した、勝ち筋とは異なる手。
「1分将棋」で時間が少なかったことなど、さまざまな要因が考えられる。

そして、その直前に打った藤井の「銀」。
永瀬の玉に迫るこの勝負手が、「裏に何かあるのではないか」と思わせ、結果的に失着を誘い、逆転勝ちを引き寄せた“運命の一手”だったと言えるのかもしれない。

対局から一夜明けた記者会見で藤井は、劣勢の場面で心がけていることを聞かれ、こう答えていた。

藤井聡太八冠

「局面が苦しいときは、そのまま自然に進めてもさらに苦しくなってしまうので、なるべく相手玉に少しでも迫る形を作って、何とか複雑にできればということを考えて指していました」

AIがはじき出す数値だけでは判定できない、“人間対人間”の勝負を制した藤井。
森下九段は次のように振り返る。

森下卓九段

「これまでタイトルを独占してきた大山康晴・十五世名人(1963年に当時の五冠独占)や羽生善治九段(1996年に七冠を独占)には奇跡としか言えない勝ちが多くありました。それは、強さ故に相手がプレッシャーやおそれを感じて、語弊のある言い方だが『相手が負けてくれる』ということが起きるからだと思う。最後にきっちりと勝ちきるのは実力だが、信じられない大逆転を続けて起こしてしまうのが、AIにはない藤井八冠のすごさだと思います」。

谷川浩司十七世名人

また、谷川浩司十七世名人は、今回の「王座戦」では藤井八冠の相手玉を追い詰める「寄せ」などの“終盤力”が引き寄せた勝ちだという。

谷川浩司十七世名人

「形勢が苦しくなった局面で、藤井さんが四段や五段のころから発揮していた終盤力、鋭さやひらめきが際立っています。小学生の頃から詰将棋を解き、自分でも作っていたことで、いろいろな『詰む形』『詰まない形』を知識として多く身につけてきた。それによって実際の対局でも読む時間を省略して、数多く読めるわけです。例えば、AIが『90対10』という評価をしても、“絶対に逆転しない90”と、“1手間違えれば逆転する90”というものがあります。藤井さんは、劣勢でも勝負手を指すことで、1手の間違いで逆転してしまうようなギリギリの終盤に持ち込むことも超一流だと思います」

今後の将棋界への期待は

活躍を見守ってきた棋士たちは、藤井に今後、何を期待しているのか。

藤井について、「棋士の中で一番将棋が好きだと言ってもいい」と語る谷川十七世名人。27年前の1996年、羽生九段に「七冠」を許した当人だ。
今のトップ棋士たちには、藤井と渡り合い、高めあっていくことを期待しているという。

谷川浩司十七世名人

「私も30年近く前、羽生さんが七冠を目指しているときに今回の永瀬さんの立場でした。勝負の世界は長く、30年、40年と現役で戦い続ければ、主役の立場になることもあれば、脇役にまわることもある。脇役にまわるということも結構大変なことで、それなりの実力・実績がないと脇役にさえなれない。

今後は誰が藤井さんに最初に土をつけるかということが大きな注目になると思いますが、ほかのトップ棋士にも奮起してもらって、同じ景色を見てその中でぶつかり合う、対話をするということが、藤井さんの好奇心をいっそう刺激することになると思います。藤井さんとギリギリの中終盤を戦うことで、また藤井さんの強さが見られるということでしょうか」

羽生九段は、どれだけ時代が変わっても、人と人が向き合って生まれる将棋の魅力は変わることがないと強調する。

羽生善治九段

「将棋の定跡も戦術もかなり変わったところはあります。ただ、お互いに一生懸命研究したり分析したりして、1局1局に臨んでいくという姿勢は変わっていないと思います。人間と人間との対局ですから、相手の雰囲気や迫力、考え方、そして駒がぶつかり合って1局の棋譜が生まれる。そこは普遍的で、100年前も今も変わらないところだと思っています」

師匠の杉本八段は、初心を忘れずに藤井八冠に戦い続けてほしいと願っている。

杉本昌隆八段

「かつて棋士になりたての彼に、『君にできる将棋普及は、将棋に勝つことだ』と言った覚えがあるんです。だから、彼の役目は、勝ちまくること。そして楽しい将棋、人が見て感動する将棋を指すこと。その姿勢はこれからも変えずに、勝ち続けてほしいし、今までのような、将棋が好きな“将棋少年”の気持ちを忘れないで、これからも将棋に向かってほしい」

藤井聡太、どこまで強くなるのか

私たちは藤井のプロ入り前から取材を始め、史上最年少でのプロ入り、前人未到の29連勝、最年少での初タイトルといった瞬間を目撃してきた。そして、初タイトルからわずか3年あまりでの“八冠”独占という歴史的な瞬間に立ち会うことができたのは、記者という職業上の幸運というほかない。
ことしに入ってからだけでも藤井は「棋王」「名人」と次々とタイトルを奪取していった。そのあまりに危なげのない勝ち方に、「藤井聡太の中身はAIなのではないか」と互いに冗談を交わすこともあった。
しかし、八冠独占を決めた永瀬との王座戦五番勝負は、少し様子が違っていた。序盤から長考に沈む藤井。窮地に追い込まれ、苦悶する藤井。AIなら99%負けるとされる局面からの大逆転は、人間と人間同士の勝負だからこそ起きた奇跡だ。

保持するタイトル数が増えるにつれ、藤井がマスメディアに対して個別に語る機会は減ってきているが、タイトル戦前後の記者会見では一貫して八冠について“意識していない”と語ってきた。

達成後の記者会見で見せたのも、将棋への真摯な姿勢だった。

藤井聡太八冠

「八冠を達成できたのはなかなか実感が湧かないのが正直なところです。うれしい気持ちとともに、これまで以上に将棋の内容でも細かいレベルのものが要求されると思っています」

そして、八冠の“その先”にある目標を聞かれると。

藤井聡太八冠

「まずは実力をつけること。その上で、 “おもしろい将棋を指したい”という気持ちがあります。将棋を指す中で、そういった局面に出会えたらいいなと思いながら指している感じです」

タイトルを独占してなお「実力をつけたい」。今後対局する棋士が頭を抱えそうな目標だ。そして続いた「おもしろい将棋」という平易だが謎めいた言葉。これまで数多のトップ棋士を破ってきた藤井にとって「おもしろい」とは何を意味するのだろうか。天才棋士の意味するところを私たち凡人が想像するのは無謀の極みだが、どれほどの大記録がかかっていようが、目の前の盤上の1手、そして将棋の真理を追究する藤井その人を体現している言葉といってもいいかもしれない。

21歳にして将棋界のタイトルをすべて保持することとなった藤井聡太八冠。これからはすべての棋士から追われる立場になる。正真正銘“藤井絶対時代”であり、すべての棋士が打倒藤井を目指して研究し、挑戦してくる。この先生まれるであろう、棋士と棋士の盤上の物語に終わりはない。

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この記事の執筆者

科学文化部 記者
堀川 雄太郎

岡山県出身、2014年入局。山形局、鹿児島局を経て22年から科学文化部。現在は将棋のほか出版やロケットも担当。

名古屋放送局 記者
河合 哲朗

2010年入局。前橋局・千葉局を経て、2015年から科学文化部で将棋取材を担当。藤井八冠は2016年のプロ入り当時から取材を続けた。2021年から名古屋局、遊軍キャップ。趣味は地方のサウナとレコード屋巡り。

みんなのコメント(48件)

感想
コナンズ
70歳以上 男性
2024年2月11日
藤井聡太八冠おめでとう。今後も対局を楽しみにしています。
藤井聡太八冠のNHKで特番があり、渡辺明九段、
谷川浩司十七世名人らが出演されていましたが、
本当に藤井八冠の強さが分かりました。
今後、藤井八冠から、誰がタイトルを奪うのが、興味深い。
質問
ありたん
60代 男性
2023年11月12日
帰宅時間に見れないので録画予約をしていたのに、地震で放送中止になっていました。再放送予定、翌日だったようですが、新聞欄になかったので見逃してしまいました。やっぱり放送でみたいので、再放送、して欲しいです。再放送してもらえますか?
感想
ひぐ
50代 男性
2023年10月22日
夢をありがとう
感想
トシ
70歳以上 男性
2023年10月20日
良い取材でした。とても分かりやすく、知りたいことも興味深く楽しめました。引き続き、藤井そして将棋に関する深堀取材を期待します。
提言
DAISUKE
40代 男性
2023年10月19日
渡辺明九段のスポーツに例えた分かりやすい表現が良かった。また、渡辺九段のストレートな表現が好きなので今後も彼を番組に出して欲しい。番組後半は藤井八冠と伊藤七段の竜王戦がメイントピックだったので、最後に渡辺九段の今後にスポットを当てるのはちぐはぐしている。渡辺九段がツイッターでコメントしている通り、竜王戦の展望などトップ棋士から聞くべきだった。
感想
アハ
70歳以上 女性
2023年10月18日
すばらしい
感想
コバット
60代 男性
2023年10月18日
八冠達成は勿論嬉しいけど、全国注目のビッグニュースが無くなってしまい、残念にも感じる。羽生さんが七冠挑戦時に一度失敗し、その後
六タイトルすべて防衛した上で再挑戦し達成したという、驚愕の再現を望むのは欲張りすぎだろうか。
感想
ままねこ
50代 女性
2023年10月18日
地震速報で中断なったこと、みなさんとても残念がっていますね。私もその一人でしたが、翌日に見られて、よかったです。渡辺九段のお話はスポーツに例えて表現され、読む将私には分かりやすかったですし、飄々としたコメントが、「将棋の渡辺くん」にも同じように描かれるんだろうかと感じました。杉本師匠には藤井八冠のよき相談相手として支え続けていただきたいと心から願います。
感想
キセキ
50代 男性
2023年10月18日
渡辺さんの最後のコメントがある意味言い得て妙だなと思いました。
彼はこの3年余り自身の持つタイトルを取りに来るだろう藤井さん対策に沢山の思考と時間を割いて来たんでしょうね。
そして最後の一冠を奪取された今、対藤井を考える前に自らその舞台に上がって行かなきゃ行けないから、今は対藤井は頭にないのでしょう。
感想
鬼隊長
50代 男性
2023年10月18日
いやぁ、渡辺明九段が今回のオファーよく受けたなぁ(汗)更に質問もネガティブな棋士にとってネガティブな内容で…実際、返答に困っていましたよね(汗)視聴者側すると、よくぞ聞いてくれました!とは思いますが(笑)にしても渡辺九段の本音が随所に表れていて、番組としては成功だったのではないでしょうか。
質問
タイアキ
60代 男性
2023年10月18日
地震中断翌日の追加放送を楽しく拝見しました。
ところで、番組終盤に登場された渡辺九段への出演交渉はどうされたのでしょうか?内容的(桑子さんからの質問も含め)には断られる可能性が高かったと思うのですが・・・。
感想
70歳以上 男性
2023年10月18日
永瀬王座、藤井七冠とのタイトル戦スコアは、逆でもおかしくなかった素晴らしい内容でした。小生思うに、7冠を意識した作戦で優位になりましたが、終盤の逆転は、7冠を、意識した結果ではないかと推察します。永瀬さんには、八冠とのリターンマッチを、期待します。羽生永世7冠と、8冠とのタイトル戦も、実現してほしい対戦です。8冠には、永世8冠を、期待します。NHKさんには、今後も将棋会の、様々なドキュメントを、期待しております。
感想
ミーコ
70歳以上 女性
2023年10月17日
放送ありがとうございました。藤井聡太ハ冠に魅了されています。色々知りたいので、今後もよろしくお願いします。でも、今回の放送の最後に、前髪の間のギョロっとした目の部分だけ大写しにしたシーンは、最初の方にもありましたが、最後にまたというのは、気持ち悪い感じでした。以前の放送でも、この部分がありましたが、スタッフの方は、気に入ってらっしゃるようですね。藤井聡太ハ冠は、人を睨むような人ではありません。でも、この部分を見ると、悪いイメージが残りそうな気がします。対局中に、様々な表情をされると思いますが、あの目だけを切り取って、大写しにするのは、どうかなという気がします。
感想
とへちゃん
70歳以上 女性
2023年10月17日
予選で村田戦の逆転勝利でこれは絶体勝てると予感した事が実現しとても嬉しくこれからも藤井八冠を応援します。81歳おばあちゃん元気もらってます。おめでとうございます。
感想
トコ
70歳以上 女性
2023年10月17日
藤井聡太八冠の将棋は、あーあ負けてしまうと画面から目を離しすぐに画面を見た時に%が逆転してえっ何が起きたの?と頭の中が凄ーい勢いで、パニック状態が続いておりましたが、藤井聡太さんが対応して指している手が最後に逆転する様に指している様に感じました。
感想
レコちゃん
70歳以上 女性
2023年10月17日
昨日は突然番組が中止になりがっかりしましたが今日は渡辺九段がゲストでとっても楽しかったです。渡辺さんの本音が聞けて少し寂しい気もしましたが藤井聡太さんを応援してるので、これからも藤井聡太時代が続いて欲しいです。
感想
ひでさん
60代 男性
2023年10月17日
藤井八冠と羽生九段は、ともに棋風で指すのではなく、どんな局面には必ず最善手があると知っていると思います。藤井八冠はAIの発想を取り入れて、より最善手の検討の範囲が広がっているかと。でもともに人間の力を信じている点は共通しているかと思います。管見ですが。
提言
まき
50代 女性
2023年10月17日
録画予約していたので安心していました。中断してたことを気づいたのは翌日です。でも出かけた後なので、気づいた時には録画予約間に合いませんでした。
再放送はせめて1週間後くらいにしてほしかったです。再々放送を希望します!!!
体験談
まこ
60代 男性
2023年10月17日
この一手の裏に、何が有るのか?
何も無いはずが無いはず。もっともっと考えろ自分と、冷静さを奪ってしまうような、123手ですね。スポーツ競技でもこの様な瞬間が有ります。強いから勝つが、常に冷静さを維持できる人が、その人を制する。こんな人を目指したいです。
感想
ともとものばぁばぁ
70歳以上 女性
2023年10月17日
私は観る将ですが、聡太さんを推しです
大棋士の、先生たちの、コメント、
聡太さんや、永瀬先生のコメント、ほんとに、将棋に、命かけてるんだと思わされます、真剣に、人生を、かけてる姿に、頭が下がります、感動を、ありがとうございます、これからも応援させて、もらいます、
感想
あさみちゃん
70歳以上 男性
2023年10月17日
8冠特番各局みたがこの記事の取材努力正確性全て完璧ですね。みるしようの77歳老人ですが感動しました。ありがとうございました。
感想
ルート246
60代 男性
2023年10月17日
地震速報で中断された翌日の仕切り直し放送を観ました。
おそらく、当初の放送日にスタジオに来ていた渡辺九段やリモート出演の杉本師匠には、そのまま収録してもらい、翌日の録画放送となったのでしょう。
やはり、中断後の後半のスタジオトークが興味深かったですね。
師匠は当然としても、過去の敗戦に触れられることを承知で出演してくださった渡辺さんには感謝です。
しかし、過去の対局についてはご自身の心理状態を分かりやすく解説されるものの、今後の取り組み姿勢については、現役トップ棋士として、なかなか正直に手の内を明かせないことも伝わりました。
とは言え、渡辺さんも話されていたように、今後はタイトル戦の挑戦者として、藤井八冠の前に座るまでが大変な道のりだということが良くわかりました。
藤井八冠以外の全棋士の皆さんは切磋琢磨して、今まで以上に「面白い将棋」をファンに見せて、魅せてください。
感想
クローブの華
70歳以上 男性
2023年10月17日
今から75年前の大山康晴と升田幸三の高野山決戦で、升田の大ポカで、升田が負けたことを思い出しました。「錯覚いけない、よく見るよろし」というのが升田の言葉でした。今回の永瀬九段もそのような気持ちでしようね。
感想
熊本イメージセンセ
60代 男性
2023年10月17日
素晴らしい藤井聡太さんの八冠奪取撃。

緻密で繊細な王道を歩まれてます。

もっと素晴らしい闘いを魅せて頂きたい。

負けない楽しい将棋を目指し頑張ってもらいたい。
感想
よっちゃん
60代 男性
2023年10月17日
やはり 藤井さんの7冠と1分しかない考慮時間などに気負わされて永瀬さんが負けてしまったと思います。
感想
永世凡人
50代 男性
2023年10月17日
二局続けての大逆転にしびれました。対戦相手を惑わす手を選べるという点でAI超え、まさにそうだと思います。失冠後の永瀬九段が前向きだったのが印象的でした。今後の将棋界が益々楽しみです。
感想
猫ママ
70歳以上 女性
2023年10月17日
将棋に興味、ルールも知らなかった私ですが、藤井聡太さんが出てきてから、テレビ放送の解説で興味を持ちました。クローズアップ現代で取り上げて貰えて感謝しています。これからも色々なテーマで放送される事を期待しています。
感想
Okkye
50代 男性
2023年10月17日
7冠を達成する時までは、藤井聡太先生は、AIか何かか?と思っていましたが、王座を奪取した時は、いかにも人間らしく、藤井聡太先生も人の子で、将棋に対するひたむきな努力が、将棋の神様が藤井聡太先生に微笑んだように思いました。
感想
まる
50代 女性
2023年10月17日
あの大逆転は、言葉を失いました。藤井さんが将棋と出会ったことが、奇跡だと思います。
藤井さんと将棋界が本当に楽しみです。引き続き、藤井さんを追いかけて下さい。
感想
毘沙門脳天気
60代 男性
2023年10月17日
大変興味深い特集記事でした♪
流石NHKさん♪
今回の将棋は時間に追われた1分将棋の怖さが、プロといえどもミスをする人間であることの証明になってしまったことだと思います…〔二歩で負けた棋士もいますから…〕
でも、勝ったと思った時が一番危ないのは、実は囲碁も同じで、それも一因かもしれません…
それは人生においても、驕りや慢心が招いた言動により、トップの座からあっという間に転げ落ちてしまう話は、ナポレオンや信長、ヒトラーや田中角栄などなど、枚挙に遑がないほどです…自戒を込めて…
感想
元在日国際弁護士
60代 男性
2023年10月17日
第4局全体を「読み解いた」というのでアクセスしてみたら、盤面による解説が一切無い…など有り得ない。
感想
ドナパパ
70歳以上 男性
2023年10月17日
初めてQRコードから記事を読みましたが、いや、面白い!これからはNHKテレビを見る時は、スマホを手に持つことにします。
感想
ばあちゃん
70歳以上 女性
2023年10月17日
藤井聡太八冠、おめでとうございます
私も男の子の孫が居て、何も解らない孫に周り将棋、小学4年の時に「参りました」その後、孫は区の将棋クラブに入り、今は、囲碁をしてます。とにかく藤井聡太八冠は素晴らしい!最後迄諦め無い、姿勢に心打たれました。此れからの活躍も楽しみです
提言
れいたろう
50代 男性
2023年10月17日
渡辺九段が出てくれて良かった。でも、27分は、短すぎ改めてイベントしてほしいな。
提言
ゴツチヤン
男性
2023年10月17日
棋譜を出してほしい。
悩み
すみー
60代 男性
2023年10月17日
63歳の男性です。将棋は10代から指してますが、なかなか先が読めないです、特に相手の手が読めません、自分の攻め方もなかなか上手く行きません、中飛車にしても飛車と何の駒で攻めたら上手くいくのかころころ変わります、何か良い手はありませんか?将棋講座もたまに見てます。
感想
massan.ryoe
70歳以上 男性
2023年10月17日
いつも素晴らしい戦いをしている藤井聡太八冠に、エールを送ります。
感想
アキちゃん今回が初めてでございます
70歳以上 男性
2023年10月17日
今回が初めてで御座います。宜しくお願いします。
オフィシャル
「クローズアップ現代」取材班
2023年10月16日
緊急地震速報で中断したクローズアップ現代「藤井聡太八冠」は、10月17日(火)夜7時30分にあらためて放送予定です。
感想
みっちゃん
50代 女性
2023年10月16日
藤井8冠の番組を楽しみにして見ていましたが、良いところで、地震のニュースが入り、その後、クローズアップ現代はお休みしますと表示されました。非常に残念です。
他の日に改めてやって頂きたいと強く思います。
質問
Taknagai
60代 男性
2023年10月16日
宮古島の地震速報で番組中断したが続きはいつ放送するのか?
質問
スキップ
50代 女性
2023年10月16日
地震で途中終了しました。放送は、改めていつですか?
感想
sumiji
60代 男性
2023年10月16日
地震でみれません。再放送もMLBのためありません。受信料払っているのでちゃんと放送してください。あまりにも無責任です!!NHK+でも地震のものしか観られません。怒ってます。
提言
永井一正
60代 男性
2023年10月16日
10/16のクローズアップ現代は途中から宮古島周辺の地震速報に切り替わってしまい、番組を見ることが出来なかったので、再放送をお願いします。
質問
ヒデ
60代 男性
2023年10月16日
沖縄の地震で、番組が無くなってしまいました。楽しみに待っていたのに、残念です。 必ずどこかでフルバージョンを放送して下さい。出来れば放送日の連絡をお願いします。
提言
hori
女性
2023年10月16日
再放送で放送中断後の部分を放送してください。どうぞよろしくお願いします。
質問
アコード君
60代 男性
2023年10月16日
地震で中断したまま、次の変な番組になってしまった。この放送を楽しみにしていたので、今夜遅くでいいので、頭から放送してください。受信料はきちんと払ってます!
質問
ニック
60代 男性
2023年10月16日
楽しく観ていたのに緊急地震速報で終わってしまった。再放送はいつですか?