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無料の学習会!子どものやる気を引き出す!【インスタ画像でわかりやすく解説】

月に2回、都内で開かれている無料の学習会。

通うのは経済的な事情などで塾に通えない家庭の子どもたち。

ここでは、勉強を教えるだけではなく、大人との会話を大切にしています。

この学習会をきっかけに、将来を前向きに考えることができるようになったと言う人も…

どんな学習会なんでしょうか。

(NHK「あさイチ」より)

※サムネイルの画像を矢印に沿ってスワイプすると、インスタグラム「地球のミライ」で投稿した画像の続きを見ることができます。

月に2回の無料学習会 “人と社会とつながる力”を養う

この無料学習会にやってくるのは、経済的な事情などで塾に通えない家庭の子どもたち。小学4年生から中学3年生まで、約30名が通っています。学校の宿題などに取り組む子どもたちに教えるのは、近所に住むボランティアです。

この会で大切にしているのは大人との雑談。色々な世代の人と対等に話す力を養ってもらいたいと考えているからです。経済的な事情を抱えた家庭の多くは親が仕事で忙しく、会話する時間を持てないという実情があるため、学習会での大人との会話が貴重になっているといいます。

この学習会で将来の夢を打ち明ける子がいるなど、何気ない会話から将来の可能性を広げるヒントも見つかるといいます。

無料の学習会責任者 東操さん

「ここでは何を話してもいいんだ、認めてくれるんだということが分かってくると、勉強にも少しずつ気持ちが向いていくと思います。また、さまざまな大人と関わることで、いろんな仕事もあり、いろんな生活があり、文化がありということを知ることにもなると思います」

中学3年生から学習会に通った田口諒さん(23歳)。元々は内気な性格だった田口さんですが、ボランティアが話してくれた海外留学に興味を持ち、高校生の時、台湾へ留学。世界中に友達が増えたと言います。

田口諒さん

「自分が社会の一員になるという過程で一番相談に乗ってもらった所ですし、学校では出せないような答えを出してくれたので、感謝しています」

専門家によると、つながり力がアップすると社会関係資本という自立した大人になるための重要な要素が得られるといいます。人と信頼関係を築き、自分にとって有益な情報や他者に対するふるまい・配慮を身に付けることで、社会から孤立せずに生きていけるといいいます。

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コロナ禍で教育格差を実感した高校生。“自分たちより困っている子どもたちがいるのでは”と、仲間を募って 支援に乗り出しました!行っているのは、無料のオンライン学習塾や文房具や参考書の寄付活動。若者たちが支えあうその熱意に突き動かされ企業がサポートを申し出る動きも!(NHK「おはよう日本」より)

インスタグラムでも画像を公開中

インスタグラム「地球のミライ」では、環境問題や気候変動のほかSDGsの達成に向け、いま課題になっていることを写真やグラフィックで紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。
インスタグラム「地球のミライ」※NHKサイトを離れます

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