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ごみの名称変更で意識も変わる【インスタ画像でわかりやすく解説】

X(旧ツイッター)で話題になったのが「燃やせるごみ」に変わる新たな名称。
徳島市では、「燃やせるごみ」を「分別頑張ってんやけど、燃やすしかないごみ」に変更しました。
こうした名称変更により、実際、ごみの減量に効果が出ているところも。

(NHK「とく6徳島」より)

※サムネイルの画像を矢印に沿ってスワイプすると、インスタグラム「地球のミライ」で投稿した画像の続きを見ることができます。

ごみの名称が変わると意識が変わる!?

話題になった、この投稿を知っていますか?
徳島市が5月に打ち出した「燃やせるごみ」に代わる新たな名称です。
その名も、「分別頑張ったんやけど、燃やすしかないごみ」
この投稿に寄せられたコメントは260!リポストは1万7,000にのぼりました(2023年6月7日現在)。

名称変更の背景には分別が進まない現状が。徳島市が家庭などの可燃ごみを調べてみると、4割近くが「紙類」であることが分かったのです。多くは再利用できるのに分別されず、可燃ごみとして捨てられていました。

封筒やチラシ、トイレットペーパーなどの芯などは可燃ごみとして捨てるのではなく、資源として再利用できます。(※市町村によってルールが違うのでご注意ください)

福岡県柳川市は2021年、指定のごみ袋の名称を「燃やすしかないごみ」という名称に変更。ごみ袋を最大20円値上げしたこともあり、可燃ごみの収集量が1年で10%減ったということです。
また、京都府亀岡市でも2023年4月からごみ袋の名称を「燃やすしかないごみ袋」に変更しています。

京都大学大学院 浅利美鈴 准教授

「ほとんどの場合、燃やすごみで何でも捨てられるという状況が習慣になっていますが、名前をみてドキッとして、これは資源になるのかと思ってもらうことで、行動変容につながっていくきっかけとして期待するところです」

インスタグラムでも画像を公開中

インスタグラム「地球のミライ」では、環境問題や気候変動のほかSDGsの達成に向け、いま課題になっていることを写真やグラフィックで紹介しています。
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