ページの本文へ

  1. トップページ
  2. 京のええとこ連れてって
  3. 【京のええとこ】与謝野町 桜で町を元気に!

【京のええとこ】与謝野町 桜で町を元気に!

京のええとこ連れてって

執筆者のアイコン画像平田惟(リポーター)
2023年06月16日 (金)

2023年6月16日(金)放送
※京いちにちの見逃し配信はこちらから(放送後1週間配信)

放送の内容をテキストで紹介しています。お出かけの参考にぜひご覧ください!

230616eetoko_01.png今回訪ねたところは北部の与謝野町です。私、平田が訪ねました。

230616eetoko_02.jpg230616eetoko_03.jpg遊休農地で、桜餅などに使う大島桜という種類の葉を収穫している人たちに出会いました。

230616eetoko_04.jpgこの取り組みは、町内の商店主らで結成した「百商一気」というグループが行っています。

230616eetoko_05.jpg代表は小長谷 建(おばせ たつる)さん(71)。

230616eetoko_06.jpg230616eetoko_07.jpg小長谷さんは、観賞用の桜(おかめ桜)350本、食べる桜(大島桜)1000本を植樹しました。
町の特産品になることを目指しています。

230616eetoko_08.jpg230616eetoko_09.jpg加工場では、収穫された葉を一枚一枚、サイズ別に仕分けます。

230616eetoko_10.jpg50枚ずつ束ねた葉は、来年の春まで、漬物のように塩漬けします。

230616eetoko_11.jpgふたを開けると、「桜餅」のなんとも良い香り。

230616eetoko_12.jpg大島桜は、食べる以外に新たな利用法があります。

230616eetoko_13.jpg新たな若葉を収穫するために枝切りされた幹や枝は、細かく粉砕され、くん製用チップに活用されます。
大島桜は捨てるところがないのです。

230616eetoko_14.jpg町内の和菓子店では、桜の葉を使ってお菓子を作っています。
店主の大槻喜宏さん(50)は、厳選した地元の食材を使う菓子職人です。

230616eetoko_15.jpg230616eetoko_16.jpg桜の花びらや葉を使い、生地には地元産の米粉と赤米を使用した桜のロールカステラを試作中です。

230616eetoko_17.jpgモチモチとした生地から桜の爽やかな香りが鼻に抜け、癖になるおいしさ。

230616eetoko_18.jpg初めて味わった小長谷さんも、その出来栄えに大満足の様子でした。

230616eetoko_19.jpg「与謝野町に来れば桜といわれるよう、町中を桜で埋め尽くしたい」
と、小長谷さんの夢は膨らみます。


この記事に関連するタグ

与謝野町

平田惟