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【京のええとこ】南丹市園部町 摩氣(まけ)地区 伝統受け継ぐ米作りの里

京のええとこ連れてって

執筆者のアイコン画像平田惟(リポーター)
2023年06月02日 (金)

2023年6月2日(金)放送
※京いちにちの見逃し配信はこちらから(放送後1週間配信)

放送の内容をテキストで紹介しています。お出かけの参考にぜひご覧ください!

230602eetoko_01.jpg平田惟リポーターが訪ねたのは南丹市園部町摩氣(まけ)地区。

230602eetoko_02.jpg昔からの米どころです。

230602eetoko_03.jpg水田の様子を見に来ていた農家の辻田栄治さんと小寺幸一さんにお話を聞きました。

230602eetoko_04.jpg地区には山からきれいな水が流れる沢がいくつもあり、そのおかげでおいしいお米が育つそうです。

230602eetoko_05.jpg自慢のお米を食べさせていただくことになりました。
塩だけで味付けしたおにぎり。

230602eetoko_06.jpgかめばかむほど甘みが増してきます。

230602eetoko_07.jpg辻田さんによると、9月にとれる新米はさらにひと味もふた味も違うんだとか。
ことしも「おいしい」と言ってもらえるお米を作りたいと張り切っていました。

230602eetoko_08.jpg地区にはお米にまつわる神様がまつられています。
1250年前に創建されたと伝わる摩氣神社です。

230602eetoko_09.jpgご祭神の大御饌津彦命(おおみけつひこのみこと)は農業と農作物をつかさどる神様。
「御饌(みけ)」がなまって「摩氣(まけ)」という地名になったそうです。

230602eetoko_10.jpg230602eetoko_11.jpg神社には「お田植え祭り」というユニークな祭りが伝わっています。
鳴子(なるこ)とよばれる道具をクワのように使い、田んぼに見立てた本殿前の階段を耕します。
そこへ地区の女性が苗に見立てた粽(ちまき)を田植えの所作でお供えするそうです。

230602eetoko_12.jpg祭りを受継ぐ人たちを訪ねました。
地元の婦人会の皆さんです。

230602eetoko_13.jpg祭りで奉納する踊りを練習していました。

230602eetoko_14.jpg経験の少ない若手に教えるのはベテランの役目です。
平田リポーターも教えてもらいました。
手足の動きや体重移動が難しく、なかなか上手に踊れません。

230602eetoko_15.jpg熱心に練習に取り組む人がいました。
10年前、夫の実家があるこの地区に移住してきた山村景子さんです。

230602eetoko_16.jpg祭りに参加することで交流が生まれ、地元の人達と仲良くなれたそうです。
伝統を守るため、しっかり踊りたいと意気込んでいました。

230602eetoko_17.jpg摩氣地区には米作りを中心にした地域の絆がしっかりと受け継がれていました。


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