【18祭】 YOASOBIは“僕の人生を大きく動かしてくれた存在”

僕は中学生の頃、友達もほとんどいない、教室の隅にいるような人間でした。
人と話すのが嫌いなのではなく、骨髄移植のために病室で暮らしてきたため、
同い年の子たちと どう接すればいいのか、分からなかったんです。
そんな自分が嫌で、自分を変えたいと 強く思うようになりました。

「自分に問いかけてくれているのではないか？」と感じました。
今は教室の隅にいるような存在だけど、生徒の中心的存在になってやる！
そう心に誓いました。

僕にとって生徒会は 自分を成長させてくれた場所です。
校則を改善したり、文化祭・体育祭を盛り上げたり･･･
人前に立つ楽しさを知ることができました。
あの時、勇気を振り絞って生徒会に入ってよかったです。

楽しませてくれるキャストや世界観。僕の心はディズニーに奪われました。
母によると、僕は 生まれてはじめて感動の涙を流していたそうです。
それからディズニーに行くたび、新しい発見と学びがありました。

特に印象に残っている ディズニーでの思い出はありますか？

小学5年生の時、骨髄移植の直前に行ったディズニーです。
母が「ディズニーに行かせてください」と主治医の先生に何度もお願いをして、
一時退院をして行きました。骨髄移植は難しい手術でしたが、
“「大好きなディズニーにまた行こう」という目標があれば、乗り越えられる ” と
母が一生懸命先生に訴え、叶えてくれました。

ディズニーに行く度に、
「自分もこんな世界を作りたい」「僕と同じ体験をしてもらいたい」
年々、そう思うようになりました。
“ みんなを楽しませたい ” これが僕の人生のモットーです。

18祭（フェス）で経験したものを、今の自分に上乗せすることが 成長だと思っています。
過去の自分・今の自分・未来の自分を常に レベルアップさせていきたいです。

心音という言葉を 僕は「自分が心から感じた時の音」と解釈しました。
自分を変えたいと思った時。挫折しかけて、心が折れそうになった時。
それら全ての経験が僕の心音です。
この心音が 今の僕を構成していると言っても 過言ではありません。
そして、この18祭（フェス）も僕にとっての心音だと感じます。
同じ心音を感じている 全国の18歳世代と心を通わせ、新しい心音をステージで響かせたいです。