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香川高専詫間A 阿南高専A 香川高専高松B「高専ロボコン」出場チーム紹介④

高専ロボコン2023 四国地区大会 NHKプラスの見逃し配信は12月7日(木)午後1:59まで!
  • 2023年11月22日

高等専門学校の学生たちがロボットを製作し、アイデアと技術力を競う高専ロボコン2023。全国大会への切符をかけて10月に四国地区大会が開かれました。11月23日の放送を前に、それぞれのチームが製作したロボットの特徴を、予選ブロック(A~D)ごとに紹介します。今回はDブロックの3校です。

「高専ロボコン2023 四国地区大会」はNHK総合 11月23日(木・祝)午後1:05~四国4県で放送。放送終了後は2週間見逃し配信され、全国どこからでもごらんいただけます。(配信は12月7日(木)午後1:59まで!です)

画像をクリックすると放送後に見逃し配信が見られます(12月7日(木) 午後1:59 まで)

操縦のバトンつなげ!

Dブロック1チーム目は、全国大会優勝の経験を持つ〈香川高専詫間A〉。プロジェクト名は「Flawless(フローレス)」です。

空気の力で車輪を上下させる機構によって、前方から順番に車輪を浮かせて障害物を乗り越えます。

お助けアイテムの先端をフルーツをつるしたフックに引っかけることで確実にフルーツをはずし、高得点を狙います。

そこで必要になるのが、高い位置にあるフックを引っかけるための繊細なロボット操作です。

今回、操縦者に抜てきされたのは、2年生の中津遼飛さんです。使うのは、代々受け継がれているコントローラー。先輩たちが全国大会でも使ってきました。

中津遼飛さん

すごく長い年数引き継がれてきているので、大事に扱って、これを操作して優勝したいなと思います。

ところが大会直前、急きょ5年生の近藤智仁さんに操縦者が変更になりました。操縦を予定していた中津さんのクラスが、インフルエンザで学級閉鎖になってしまったのです。

近藤智仁さん

この四国大会を勝って全国に行って、全国大会では操縦をバトンパスして、彼に全国大会で優勝してもらいたいので、そこにつなぐためにしっかり勝とうと思っています。

果たして、四国大会を勝ち抜き、操縦のバトンをつなぐことはできるのでしょうか。

見た目もキュートに

2チーム目は〈阿南高専A〉、プロジェクト名は「果糖丸」です。同級生の女子3人で大会に挑みます。

段差のある障害物は、モーターを使い、角材よりも高い位置に機体を上げることで走り抜けます。

ロープをくぐるため使うのは左右に設けられた黒いキャタピラーです。両方でロープを引き上げ、下をくぐり抜けます。

高い位置につり下げられている高得点のフルーツはパンタグラフの機構を使い収穫します。去年の優勝校、香川高専高松Aも取り入れた仕組みですね。

ロボットの特徴は他にも。手芸が得意なメンバーが、毛糸やフェルトなどを使って装飾を施しました。

ロボットの内側ってすごくメカメカしいというか、機械っぽくなっていると思うんですけど、“上から見たらめっちゃカラフルじゃん”みたいな工夫。

ロープをロボの中に通す?!

3チーム目は〈香川高専高松B〉、プロジェクト名は「Sinhalite(シンハライト)」です。

左右のアームで最大2つのフルーツをつかみ、持ち帰ることができます。

角材の段差はセンサーで検知し、車輪を自動で折りたたむことで乗り越えます。

ユニークなのがロープへの対応。乗り越えたり、くぐり抜けるのではなく、なんとロボットの中を通して進みます。

ロープが通るのは、ロボットの上下をつなぐパイプの部分。ロープを通すタイミングに合わせてこのパイプが沈み込み、ロープを送り出すのです。

香川高専高松Bリーダー 前田朋樹さん
真ん中を通すっていう独創的なアイデアを見てほしいです。

いずれ劣らぬ個性的なロボットを操り、勝ち進むのはいったいどのチームなのか?
ぜひ、NHKプラスの見逃し配信でご確認ください。

高専ロボコン 他の地区大会もNHKプラスで!

四国地区以外の高専ロボコン地区大会もNHKプラスの見逃し配信ですべてご覧いただけます。期間は四国地区大会と同じ12月7日(木)午後1:59まで。全8地区大会の見逃し配信はこちらから。

また、高専・学生・ABU・小学生、すべてのロボコンの情報はこちらのホームページをご覧ください。

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