発見!小さなホークス #7 生海選手
- 2023年05月16日
北九州ならではの地元目線でホークスを応援する「発見!小さなホークス」。今回は北九州出身、ドラフト3位で入団したルーキーの外野手・甲斐生海(かい いくみ・登録名「生海」)選手です!九州国際大付属高校、東北福祉大学では左の強打者として活躍。キャンプは1軍でスタートし、ケガもありましたが、開幕後は3軍で結果を残し、2軍で4番にも抜擢されました。期待のスラッガーに地元での思い出や自身の現在地を聞きました。
取材 神戸和貴アナウンサー
バッティングもトークも大きなスケール!?
―はじめまして!よろしくお願いします。ちょうどきょうから2軍に昇格ですが気持ちはどうですか?
※4月に取材
ちょっと緊張しているんですけど、がんばっていきたいです!体の状態は… 普通じゃないかなという感じです(笑)。2軍戦はピッチャーもすごく良くなると思うので、試行錯誤しながら打っていけたらいいです。
―小学校から大学まで教えてもらってもいいですか?
はい。北九州市の足原(あしはら)小学校、霧丘(きりがおか)中学校、九州国際大付属高校、東北福祉大学です。
―ご実家はどちらですか?
えっと、小倉北区か南区のどっちかです…。ごめんなさい、今ちょっと忘れました(笑)。ちょうど区の境くらいのところで…。(小学校と中学校は小倉北区)
―え!そんなことが⁉(笑) …やっぱりスケールが大きいですね。
地元の思い出や印象に残っていることは?
小学校の頃、ホークスの試合を見に行っていました。北九州市民球場で、松中信彦(まつなか のぶひこ)さんをよく見ていましたね。同じ左バッターで本当にすごかったので。
―もともとホークスファンで?
小さい頃からホークスしか見ていなかったんじゃないですかね。だから指名されたときはうれしかったです!地元なので。
―高校のときなどは北九州市民球場でよく打っていたんですか?
いや、北九州市民球場ではホームランはちょっとしか打ったことがないです。高校の春の公式戦かな?その時は打った瞬間に確信できて気持ちよかったです。最近母校(九州国際大付属高校)が強くなっているので負けないようにがんばります!
―ご実家がお店をされていると聞きましたが?
鮮魚店、魚屋さんをやっています。
―「生海」という名前の由来はそういうところにあるんですか?
詳しくは聞いていないんですけど、「海のように大きく生きる」みたいな感じですね!
―それくらいスケールの大きな選手になりたいですか?
いや、そこまでは思っていないです(笑)。
持ち味は長打力!厳しい競争を勝ち抜いて1軍を目指す
―ご自身の セールスポイントは?
自分の長所は、遠くに飛ばす、打球を遠くに飛ばすことだと思います。技術的なことはちょっとわからないですけど、長打を意識したのは高校くらいからですかね。ちょっと体に力がつき始めて「あれ、飛ぶな」という感じでした。
―キャンプは1軍でスタートしてケガもありましたが、1軍を経験してどう感じましたか?
やっぱりすごい人たちがいるなと思って。目標ができたというか、このすごい人たちとやりたいと思っています。今は1軍の試合に出ることが目標です!
―2軍や3軍でプレーする中で選手層はどう感じていますか?
いやーもうすごいですよ。育成選手もみんなすごいので。どうやってこの人たちに勝とうかと思っています。そのなかで1軍はすごく難しい、厳しいことだと思うんですけど、やりがいがあるかなと思っています。今は打撃があんまり調子よくなくて、手応えはわからないんですけど、いろいろなコーチに聞きながら、自分でも考えながらやっていけたらいいなと思っています。
―最後に地元の皆さんにメッセージをお願いします!
えっと…メッセージ考える系は難しいんですよね(笑)。
北九州出身の甲斐生海です。自分のホームランを見に来てください!
よろしくお願いします!
とてもスケールが大きく、初々しさも感じるインタビューでした!打撃練習ではバットに当たる音がとても大きく、高い打球がポンポンスタンドに消えていきました。ホークスで左打ちの外野手は特に激戦ですが、その長打力でホークスのレギュラー、そして球界を代表するバッターになることを期待したくなりました!
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