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いぼ痔
一般的に「いぼ痔」というときは、内痔核を指すことが多く、いぼが大きくなって肛門から出てくると鈍痛が起こったり、排便時に出血しやすくなるのが特徴です。
「いぼ痔になりやすいタイプ」セルフチェック
いぼ痔になりやすいタイプに当てはまる人は、注意しましょう。
- 便秘しやすい
- 排便時に強くいきむ
- トイレに長時間座っている
- 長時間座ったままでいることが多い
- 重いものを持つことが多い
- 辛いものをよく食べる
- 妊娠・出産
いぼ痔(内痔核)の治療
いぼ痔(内痔核)の治療は、4段階の進行度に応じて考えます。
生活習慣の改善や薬といった保存療法は、いぼ痔の悪化や再発を防止するためにも、すべての段階で大切です。
症状がひどくなると「手術」が必要になることもあります。
切れ痔
切れ痔は、肛門の皮膚が切れたり裂けたりして起こります。切れ痔になると、排便時に強い痛みが生じ、出血も見られます。
切れ痔の最大の原因は便秘です。女性は便秘になりやすいことから、切れ痔は女性に多く見られます。
切れ痔のセルフケア
食事や運動など生活習慣を改善して、便秘を解消することが大切です。また、入浴やお尻だけお湯につける座浴で傷口を清潔に保つことや、市販の座薬や軟こうを使って症状を緩和するのもいいでしょう。
切れ痔の手術について
セルフケアを行っても十分な効果が得られない場合には、手術が検討されることもあります。
痔ろう
痔ろうはお尻にたまった膿(うみ)を排出するため、肛門括約筋を貫通するようにできたトンネルのことです。
痔ろうができる前に、肛門周囲に強い痛みや腫れが現れ、37~38℃の発熱が生じます。痔ろうができてしまうと、痛みは治まります。
痔ろうになりやすい人は・・・
男性に多くみられ、年齢では、男女ともに30~40代での発症が最も多いとされています。普段から下痢を繰り返している人も痔ろうになりやすいといえます。
痔ろうの手術
痔ろうは自然に治ることはないため手術が必要になります。現在はできるだけ肛門本来の機能を残せるような手術が行われています。
【Q&A】痔の検査、治療に関するご質問
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