広島グルメ「牡蠣」水揚げの謎 報告:NHK広島 石津江里子
- 2022年10月12日
〈お好みワイドひろしま〉の「お好み×コネクト」のコーナー!「かきの水揚げ。ワイヤーの下を切ると、どうして落ちてくるの?」という、まきさんからの質問をもとに取材しました。
かきの水揚げに謎…
今月1日から、水揚げが解禁されたかき!そのかきの水揚げの様子を見てみると…ワイヤーの下の部分を切った途端、かきが落ちています。
構造に注目
かきの養殖にはホタテの貝殻が使われています。その貝殻の一つ一つにワイヤーが通されています。
さらにその間には、貝殻どうしが傷つかないよう、クッションの役割をする管が通っています。
ホタテの貝殻にかきの「幼生(赤ちゃん)」がくっついて、次第に成長しかきの塊になります。
ここで、ポイントとなるのが1番下のストッパーです。かきと管の重さをこのストッパーで支えています。
ストッパーが支えているから
ストッパーを切ると…
かきと管の重さで、上から連なって落ちてくる仕組みです。ストッパーが下で支えているので、下を切るだけでかきが管ごと落ちてきます。
つまり、ワイヤーごと落ちているのではなく、ワイヤーは残ったまま、管とかきの塊が落ちています。
管には、藻やフジツボが付着して変色しているため、太いワイヤーがおちているように見えていた…ということでした。
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