どこに避難したらいいの?
スミにおけないお天気ブログ
- 2023年06月09日

梅雨の時期に入り、県内でも雨の日が多くなっています。
大雨などの災害が起きた時にどこに避難したらいいのでしょうか。
まずは、行政が指定した避難場所に避難する方法があります。
これは、ハザードマップで確認できます。
次に、安全であれば、親戚や知人宅に避難する方法もあります。
その場合、普段から災害時に避難させてもらうことを相談しておくとよさそうです。
また、安全なホテルや旅館に避難する方法もあります。
その際は、通常の宿泊料が必要になります。
当日、部屋が空いていないこともあるので、台風などで天気が荒れることが事前に分かっている場合は、予約をしておくとよさそうです。

土砂災害の危険がある場合、土砂災害警戒区域等に住む人は、立ち退き避難、つまり、家から離れることが基本になります。
一方で、洪水や高潮に関しては、自宅にとどまるという選択もあります。
ただし、これには条件があります。
まず、ハザードマップで「家屋倒壊等氾濫想定区域」に入っていないこと。
これは、洪水などで家などが倒れたりするおそれがある区域に入ってないことを意味しています。
また、浸水する深さより高い所に部屋があること。
例えば、浸水の想定の深さが最大1mとすると、浸水しない2階以上の部屋になります。
そして、水がひくまで我慢できて、水や食料などの蓄えが十分な時に限られます。
水がひく時間は、ハザードマップに掲載されていることがあります。
今のうちに、避難する場所について家族で話しておくとよさそうです。

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