キャンプインストラクター髙地優吾の福島・猪苗代町キャンプ
- 2023年10月06日
【番組情報】
東北ココから「魅惑の東北キャンプ道 みちキャン」
※2023年9月29日(金)放送<総合・東北向け>
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コロナ禍で再燃したキャンプブーム。その熱は東北でも!雄大な自然、豊かな食、極寒の非日常…。多くのキャンパーを魅了する東北。キャンプインストラクターの髙地優吾さんが、福島県の猪苗代町でその魅力を体感しました。
東北、福島で高まるキャンプ熱
東北ではキャンプ場が年々増え続け、その数460超。海と日の出の絶景、名産の海鮮バーベキュー、天体観察、極寒のたき火など、キャンプの楽しみ方がたくさん!
全国で3番目に広い福島には137のキャンプ場があり東北最多。海、川、湖、山、森と雄大な自然が広がり、避暑地や四季を楽しむ行楽地としても最適です。東京駅から新幹線で1時間少々、車で日帰りできるアクセスの良さも強み。さらに福島は全国4位の温泉地数を誇り、キャンプをしながら温泉街の散策も楽しめます。
キャンプインストラクター髙地優吾
猪苗代町へ!
福島では、猪苗代湖や磐梯山など景勝地が広がる会津地方には64ものキャンプ場。その1つ、猪苗代町のキャンプ場で髙地くんがソロキャンプしてきました!
猪苗代湖の北東に向かったところにある、標高750mの山あい。森と小川に囲まれ清涼感あるキャンプ場。近くに温泉街もあり、大自然と温泉を楽しめる癒しのスポットです。
こだわりの1つが温水洗浄機能付きの水洗トイレ。男女別に完備されて利用客から好評。近年のキャンプ場は衛生面が利用の決め手になるほど重視されています。
福島産ヒノキが内装のフィンランド式サウナ。室内は100度以上にも。焼け石にアロマ水をかけて湿度を上昇させるロウリュもできます。十分に汗をかいた後は天然の水風呂ならぬ川へ。夏も冷たさが保たれ、ヤマメやイワナが生息しています。こうしたサウナと自然の水風呂(川や湖など)を併設するキャンプ場も増えています。
今回は決められたスペース内で自由にテントを張るフリーサイト。川のせせらぎが聴こえ、木立で小雨も防げる場所に即決。
よく1人で日帰りキャンプをするという髙地くん。道具は最小限で軽量のものをそろえました。テントは折り畳み傘のようにワンタッチで立てられるもの。いすやテーブルも折り畳み式。初心者も使いやすい道具が増えています。
6人組男性アイドルグループSixTONESメンバーの髙地くんは、2年前にキャンプインストラクターに認定されました。キャンプインストラクターは「キャンパー個人やグループに対して、キャンプのプログラム等の指導を行う役割を担うことができる指導者として認められる資格」。
※公益財団法人日本キャンプ協会ホームページより
「ルールやマナーを守って、初心者でも安全にキャンプができるように」と資格を取得。「仕事のことを一切考えずに没頭できる」点に魅了されました。キャンプ場に着いたら携帯電話の電源をOFFに。時間を気にせず楽しみます。
大自然はテントのすぐそばに
大自然の散策もキャンプのだいご味。髙地くんはキャンプ場近くの達沢不動滝へ。入り口の鳥居をくぐり、滝まで10分程歩きました。
達沢不動滝は高さ10メートル、幅16メートル。かつては修行の場だったとされ、滝の前に不動尊がまつられています。夏の新緑、秋の紅葉シーズンには観光客でにぎわいます。キャンプを機に、そこにしかない自然を発見し、非日常を楽しむのもいいかもしれません。
地元野菜で簡単アヒージョ!
地元の食材を堪能するキャンプ飯もキャンプのだいご味!
道の駅やスーパーに立ち寄り、地元の特産品や新鮮な食材を選ぶのも楽しみです。髙地くんは道の駅猪苗代で朝採れのアスパラガスなどたくさんの野菜と会津地鶏を調達!
新鮮な野菜を存分に味わおうと作ったのはアヒージョ。
アヒージョは、オリーブオイルをニンニクで香りづけし、様々な食材をいれて煮込むスペイン料理。味付けは洋風スープの素と塩。お好みで唐辛子も。野菜、魚介類、肉類、きのこなどどんなものを煮込んでも食感や味わいを楽しめる!残ったオイルはフランスパンをつけて食べたり、ペペロンチーノやチーズリゾットなどに転用もできます。
ルールを守って楽しいキャンプを
日常の喧騒から離れ、非日常を楽しむキャンプ。新型コロナの行動制限が緩和され、家族や友人との遠出も日常に。キャンプ熱が高まる中で、大切なのはルールを守ること。直火禁止の場所ではたき火シートを敷く、ごみは持ち帰る、火の扱いに注意、夜中は騒音をたてないなど。
また初心者の方は、ハードルを高くせずに楽しむ気持ちが大切。経験者と行く、道具はキャンプ場からレンタルしたり、安価なものからそろえたりなど。
道中で観光地に立ち寄る、キャンプ場近くの大自然を発見する、地元食材に舌鼓。キャンプをきっかけに地域の魅力に気づき、もっと知りたくなり、地域をより好きになる。季節は行楽の秋。魅惑の福島キャンプいかがでしょうか。