NHKforSchool
2017年実施レポート
平成26年7月15日(火)

釜石市立甲子小学校(岩手県)
@弦楽四重奏のためのイタリア風セレナーデ          (ヴォルフ)
A2つのオブリガート眼鏡付きの二重奏曲 変ホ長調 WoO.32 (ベートーベン)
B44の二重奏曲より                    (バルトーク)
C弦楽四重奏曲 ヘ長調 第2楽章              (ラヴェル)
D組曲「惑星」から 木星(合同演奏)            (ホルスト) ほか
 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市。今回、NHK交響楽団のメンバーが訪れたのは、その釜石市にある甲子小学校です。甲子小学校には、金管楽器を中心とした小学生によるブラスバンド部があり、震災後は寄付をされた楽器で活動を続けています。N響の第1バイオリンの白井篤さん、第2バイオリンの大鹿由希さん、ビオラの村松龍さん、チェロの市寛也さんによる演奏でクラシックの名曲を楽しんでいただきました。
 「いつから音楽を始めたの?」「どうしたらそんなにうまく演奏できるの?」といった子どもたちからのたくさんの質問に丁寧に答えました。また、ブラスバンドとN響による合同演奏と、全員で「校歌」の合唱も行いました。最後に甲子小学校の子どもたちからN響メンバーに御礼の言葉と花束が贈られました。
  • 初めて弦楽器の生演奏を聴いて、とても感動しました。
  • N響の楽団の皆さんと一緒に演奏できたのは、とても緊張しましたが一番の思い出です。
  • 弦楽器のしくみやバイオリンとビオラの違いを初めて知りました。

N響メンバーによるコンサート

第1・第2バイオリンによる二重奏


ブラスバンド部(生徒)とN響メンバーによる合同演奏

生徒からの御礼の言葉と花束が贈られました