FMシアター

春に散る(前・後編)

ボクサーは自由で無限に孤独だ。リングで人間の本質を見せている

【NHK FM】

2021年3月20日 午後10時~午後10時50分(前編)

2021年3月27日 午後10時~午後10時50分(後編)

この番組は聞き逃し配信対応です。

※配信期間は放送から1週間

出演者の写真

【出演者】

篠田三郎 真野響子
安原義人 金井良信 阪田マサノブ 山木透
松浦慎一郎 武田桂 髙倉直人 山縣美礼
山口嘉三 大島宇三郎 ジャック・マルジ

【原作】

沢木耕太郎


【脚色】

原田裕文


【音楽】

谷川賢作


【スタッフ】

演出:小見山佳典
技術:西田俊和 山田顕隆
音響効果:野村知成

【あらすじ】

「人は人生のけりをどうつけるべきなのか。そもそも人生にけりなどつくのか」。老いの苦しみは、死が近づくからではなく、けりをつけられずに生き続ける事への恐怖なのかもしれない。人生の《けり》の付け方を描くボクシングドラマ。
        
広岡仁一(篠田三郎 )は40年ぶりにアメリカから日本に帰国した。東京は全く様変わりしていた。会いたい人がいた。かつて所属した「真拳ジム」会長の娘・令子(真野響子)だ。広岡は、日本チャンピオンのタイトルマッチで理不尽な判定負けを喫し、日本のボクシング界に嫌気がさしてアメリカに去った。令子は今、「真拳ジム」の会長だった。広岡はかつて、ジムの「四天王」と言われた仲間たちの元を訪ねようと思った。それは、人生にどうけりをつけるかという旅でもあった。そんなある日、彼の前に、一人の青年・翔吾(山木透)が現れた。彼は才能がありながらボクシングを捨てたのだった。翔吾は、「戦う理由が見つかった。俺にボクシングを教えてほしい」と広岡に懇願した。

【スタッフブログ】

篠田三郎さんからのメッセージ

真野響子さんからのメッセージ

番組からのおしらせ