【1月1日~1月7日】
新型コロナの定点把握による感染者数について、1月7日までの1週間の状況です。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のうち東京都を除く3県で引き続き前の週よりも増加しています。全国では40の府県で増加しました。感染状況や推移を図表でまとめました。
(発表時点の感染者数です)
厚生労働省によりますと1月7日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から6048人増えて3万4035人となりました。
また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は6.96人で前の週の1.2倍となりました。前の週から増加が続くのは7週連続となります。
都道府県別では多い順に▼岐阜県が15.23人、▼長野県が12.61人、▼愛知県が12.4人、▼茨城県が12.27人、▼福島県が11.29などとなっていて、40の府県で前の週より増加しています。
厚生労働省
「全国的に緩やかな増加傾向が続いていて、これまでも冬場は一定の感染拡大が見られてきたので、手洗いや換気など引き続き感染対策を徹底してほしい」
東京都内の感染症について、都は、1月7日までの1週間の1医療機関あたりの感染者数などを公表しました。このうち、新型コロナは3.38人で前の週と比べて横ばいでした。入院患者数は1月8日時点で1210人と6週連続で増加し、1000人を超えたのは2023年10月以来です。
神奈川県は、1月7日までの1週間の、新型コロナウイルスの定点把握による感染状況を公表しました。
それによりますと、先週1週間は、県内の355の医療機関から1184人の新規感染者の報告があり、1医療機関あたりの平均は3.34人で、8週連続で増加しました。
埼玉県内の感染症について、県は1月7日までの1週間の1医療機関あたりの感染者数を公表しました。それによりますと、新型コロナは6.47人で前の週よりわずかに増えて7週連続で増加しています。
県は、引き続き、手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染対策とともに、寒い時期ではあるものの換気を行うよう呼びかけています。
千葉県は、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表しました。1月7日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数は7.49人で前の週の5.43人と比べておよそ38%増加しました。
年代別では20代が最も多く、次いで40代、50代などとなっています。
※千葉県は先週の段階では5.48人と発表しています※