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インフルエンザ流行状況 茨城 千葉 埼玉 群馬 東京 神奈川 栃木は?

  • 2024年1月10日

インフルエンザの流行状況です。

全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は12月31日までの1週間で1医療機関あたり21.65人となり、減少傾向が続いています。

関東地方は、茨城県が28.15人、千葉県が23.18人、埼玉県が22.83人、群馬県が19.36人、東京都が19.22人、神奈川県が19.05人、栃木県が16.20人となっています。

専門家は例年、インフルエンザは年明け以降に患者数のピークを迎えることなどから、再び増加に転じる可能性があるとして注意を呼びかけています。

全国の流行状況

国立感染症研究所などによりますと、12月31日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は10万4612人で、1医療機関あたりでは前の週から1.48人減って21.65人となりました。

データをもとに推計されるこの1週間の全国の患者数はおよそ76万9000人となり、去年9月4日以降の今シーズンの累積の患者数はおよそ1058万7000人と推計されています。

都道府県別に見ますと、宮崎県が44.86人、高知県が36.25人、大分県が35.66人、熊本県が32.46人、青森県が30.38人、5つの県で「警報レベル」とされる30人を超えているほか、愛知県で22.47人、東京都で19.22人、大阪府で15.67人などと、そのほかすべての都道府県で「注意報レベル」の10人を超えています。

感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は、次のように話しています。

舘田一博 教授
「年末にかけて休みになっている医療機関もあり見かけ上、患者数が減っている可能性もある。年明けから人の移動が活発になることや、例年なら1月下旬から2月上旬にかけて流行のピークを迎えることから今後、患者数が増加に転じる可能性もあり、推移に注意する必要がある」

関東地方は?

関東地方は、茨城県が28.15人、千葉県が23.18人、埼玉県が22.83人、群馬県が19.36人、東京都が19.22人、神奈川県が19.05人、栃木県が16.20人となっています。

関東地方の状況
▼茨城県 28.15人(前週23.84人)
▼千葉県 23.18人(前週25.30人)
▼埼玉県 22.83人(前週25.32人)
▼群馬県 19.36人(前週23.29人)
▼東京都 19.22人(前週18.08人)
▼神奈川県 19.05人(前週22.10人)
▼栃木県 16.20人(前週20.24人)
※カッコ内の数字は、前週発表時のもの。

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