東京・渋谷の都立第一商業高校は地域の企業や商店街と交流を深め、「生きた教材」を通じて、実践的にビジネスを学ぶ授業をはじめています。1年生の増島花さんに学校生活への意気込みを聞きました。
聞き手:山田朋生 アナウンサー/取材・撮影:伊津見総一郎
渋谷にはどのような印象を持っていましたか?
両親が渋谷で働いていて、たまに連れてきてもらっていましたが、とにかく「都会」というイメージがありました。
人や建物が多く、ずっと音が鳴って耳が疲れるというか(笑)にぎやかなところだなと思っていました。
もともと建築が好きで、いまは通学するなかで渋谷のいろいろなビルや建物を見ることができて、親しみが出てきて良いところだなと思っています。
授業はどうですか?
学校生活を通じて渋谷の企業、ビジネスについて理解を深めることができて楽しいです。
地域の方に話を聞いていると、これから渋谷がもっと発展し便利になって住みやすくなるのではないかとワクワクしています。
少しだけ残念なのは、登下校で高校とJR渋谷駅の間を歩きますが、ゴミのポイ捨てが多かったり、ゴミ箱も空き缶であふれていたり、改善できたらもっといい街になるのではないかと思っています。
将来の夢はありますか?
いまは資格や検定の勉強を頑張っています。授業を通じて、大学生で起業し社会で活躍している人たちを知りました。私も自分から行動して人のために力になれる人間になりたいです。
学校以外では、小学校から合唱団で活動し地域のイベントなどに参加しています。いつか渋谷でも歌ってみたいです。
応援しています!
私たちは、東京・渋谷に根ざしたみなさんの「地域ド密着」の取り組みや課題を取材しています。
渋谷駅前では大規模な再開発が進み、スクランブル交差点やセンター街などには世界中から多様な人々が集まっています。原宿からは常に新しいファッション、文化が生まれています。
ぜひ、みなさん一人ひとりのなかにある「わたしの渋谷」について教えてください。情報やご意見をこちらの「投稿フォーム」よりお寄せください。