NHKさいたまブログ

2023年4月30日の投稿

4月30日(日)に埼玉県羽生市で行われた「のど自慢」。ご覧いただけましたか?

今年度から番組が一新して、はじめての県内開催となりました。

その舞台裏をご紹介します。

今回の会場は、羽生市産業文化ホールです。

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本選の前の金曜日

「のど自慢」のセットの建て込みは、前々日の金曜日から行われます。

朝一番。大ホールの舞台に、今年度新しくなったあの!セットが運びこまれてきました。

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 美術&技術スタッフの連携で、あっという間に機材もセットもテキパキと組み上げられていきます。

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新しい番組ロゴもほら!

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客席には、撮影のカメラや客席に良い音を届けるためのPA機材も設置され、スタッフによるリハーサルが行われます。Haynodo05.JPG

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本選の前日に行われる予選会

「のど自慢」にハガキ・WEBで出場申込をいただくと、まずは厳正な選出が行われ、予選会に進むことができるおよそ200組の方が決まります。そして、放送の前日の土曜日に同じ会場で「予選会」が行われるのです。(今回の予選会は、出場者の方のみが客席で出番を待ち、一般の方の予選会観覧は行われていません。)

29日(土)のお昼、予選会の始まりです。

ドキドキしながら受付に並ぶみなさん。

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予選会の0番は、その回を担当するディレクターが歌います♪羽生市を担当した伊藤ディレクターが着ている服は、羽生市で染めた「藍」のシャツ!

この地域は、江戸時代から藍が栽培され、今も自然発酵させた藍の葉だけで染めるのが特徴なんです。

(深谷出身渋沢栄一が主人公の大河ドラマ「青天を衝け」や、行田市が登場した民放のドラマでも藍染が登場しましたが、いずれも近くの地域ですね!)

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出場者のみなさんの熱唱が響き渡ります!(ちなみに、予選会も本番も審査員は「審査室」という場所におります。)

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本番と同じく、セット中央から舞台に登場です!

セット裏では緊張しつつも、みなさん元気よくかけだして…

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笑顔いっぱいで歌声を披露!

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歌い終わると、廣瀬アナウンサーと担当ディレクターがひとりひとりに取材をさせていただきます。

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その後、出場者のみなさんは、自分の歌ったようすを見ることができる「時差再生コーナー」へ。

上手に歌えたかな?フリは大丈夫だった?カメラ目線ばっちりだったよ!さまざまな感想が聞こえてきます♪

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その後はロビーで記念撮影をしたり、8Kの番組をみたり、

NHKの番組やアプリの紹介パネルなどをご覧になったりしていただいて…

再び客席にもどって、ほかの出場者の方の熱唱を応援します♪

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(現在放送中の朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル・牧野富太郎博士が発見したことで知られる

国の天然記念物の水草「ムジナモ」。このムジナモが自生している数少ない貴重な場所が、羽生市にある縁で、

今回は朝ドラ番組紹介パネルを展示しています。)

すべての方が歌い終わった後、審査結果を待つ時間を利用して、出場者の方には特別に「ステージ見学会」が行われます。

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チャンピオンと特別賞に贈られる楯もある!

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そして、いよいよ…審査結果の発表が行われます。

発表はNHKさいたま放送局のチーフ・プロデューサーから。

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客席から歓声が沸き上がります!

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みなさん、本当に本当にお疲れさまでした!

ステキな歌声、パフォーマンス、歌へ込めた思い、ありがとうございました!!

予選会のようすは、「首都圏いちオシ!」で放送されました。

見逃した、もう一度見たい…NHKプラスでお楽しみください 

見逃し・同時配信 - 首都圏いちオシ! - NHK  (5/7(日)午後1:40まで配信中)

さて、本番に出場することになったみなさんには、少し取材時間をいただいて、エピソードなどを

お伺いしてから、解散です。みなさん、明日の本番に向けてゆっくり休んでくださいね。

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ところで、今回は特別に「首都圏ネットワーク」の“おかえり天気中継”が会場から

行われました。羽生市のキャラクター“ムジナもん”と廣瀬アナウンサーも登場です!

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(左から“ムジナもん”、廣瀬智美アナウンサー、NHKさいたま放送局キャラクター“サイちゃんタマちゃん”、

首都圏ネットワークの気象リポーター・黒田菜月さんと“しゅと犬くん”)

ムジナもんですが、頭にあるのは羽生市で栽培しているモロヘイヤの葉。

ムジナモのかたちをしたしっぽがついており、羽生の藍で染められたはっぴを着ています。

 

いよいよ放送当日

いよいよ30日(日)が本番です。

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朝早く、出場者のみなさんが再び会場に集まり、リハーサルが始まります。

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今回、鐘を担当するNHK交響楽団の黒田英実さんです。

リハーサルでも実際に鐘を鳴らします。(リハーサルはみなさん同じく鐘2つ♪♪)

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ロビーでは、お客さまをお迎えするスタッフも準備をすすめます。

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そして、いよいよ開場時間。客席にはたくさんのお客様がいらっしゃいました。

まもなく生放送スタートです。

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♪本番のもようは、ぜひNHKプラスでお楽しみください。

NHKプラス(5月7日午後1時まで配信中)

今回出場した18組のみなさんです。みなさん、素晴らしい歌声をありがとうございました!

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今回、みごとチャンピオンに輝いた羽生市の根岸つたえさんからメッセージをいただきました。

最後に、廣瀬智美アナウンサーのメッセージもご紹介します。

「のど自慢」の舞台裏、いかがでしたでしょうか?

多くの方々の熱く、あたたかい思いに支えられて、番組をお届けしています。

出場の方はもちろん、応援してくださった方、番組を見てくださった方、

そして、開催にあたりたくさんのご協力をいただいた羽生市のみなさま、

本当にありがとうございました。

また、県内で「のど自慢」が開催されることを楽しみに!

これからも応援、よろしくお願いします。