#健康保険
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2023年4月20日
健保組合の収支赤字「現役世代の負担軽減が最大の課題」
大企業の従業員らが加入する健康保険組合の今年度の収支は、高齢化の進展によって高齢者の医療費を賄うための拠出金が増えることなどから、全体で5600億円余りの赤字と、赤字額が前の年度のおよそ2倍に膨らむ見通しです。 全国およそ1400の健康保険組合で作る健保連=健康保険組合連合会は、...
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2023年2月10日
マイナンバーカードと一体化で「資格確認書」“手数料なし検討”
健康保険証を来年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化させるのに向け、カードをなくした人なども保険診療を受けられるようにするための「資格確認書」について、加藤厚生労働大臣は、発行する際に手数料は求めない方向で検討する考えを示しました。 政府は現在使われている健康保険証を来年秋に廃...
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2022年6月23日
国民健康保険 2054億円の黒字 保険料収入減も受診控えなど影響
自営業者などが加入する「国民健康保険」の令和2年度の決算がまとまり、加入者の減少に伴って、保険料収入は7年連続で前の年度を下回る一方、実質的な収支は、新型コロナの感染拡大による受診控えなどの影響で、2054億円の黒字となりました。 厚生労働省は、都道府県や市区町村が運営し、自営業...
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2022年4月28日
健康保険組合7割赤字 全体赤字額2770億円 収支改善も…
大企業の従業員らが加入する健康保険組合の今年度の収支は、前の年度から2000億円余り改善するものの、全体で3000億円近くの赤字となる見通しです。健保連は、来年度以降は、高齢者の医療費を賄うための拠出金の増加に伴い、急激な財政悪化が予想されるとしています。 全国およそ1400の健...
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2021年4月22日
大企業従業員らの健康保険組合 約8割が赤字見通し コロナ影響
新型コロナウイルスの影響で、飲食などのサービス業を中心に企業の業績が悪化していることから、大企業の従業員らが加入する健康保険組合のおよそ8割で、今年度の収支が赤字となる見通しであることが分かりました。 大企業の従業員らが加入する健保連=健康保険組合連合会は、全国1300余りの健康...
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2020年11月5日
健康保険組合 コロナ影響で来年度収支は6700億円の赤字と推計
新型コロナウイルスの影響で、企業の業績が悪化していることから、大企業の従業員らが加入する健康保険組合で作る健保連は、今後、保険料収入の減少が見込まれるとして、来年度の収支が6700億円の赤字になるという推計を示しました。 健保連=健康保険組合連合会によりますと、新型コロナウイルス...
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2020年11月4日
後期高齢者の医療費 原則2割負担を 5団体が厚労省に意見書提出
後期高齢者の医療費の窓口負担の引き上げをめぐって、経団連や健保連=健康保険組合連合会など5つの団体は、低所得者に配慮しつつ、早急に原則2割負担とする方向で見直すべきだとする意見書をまとめ、厚生労働省に提出しました。 75歳以上の後期高齢者の医療費の窓口負担をめぐって、政府は、現在...
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2020年9月17日
健康保険 全国2000以上の事業所で保険料の納付が困難に コロナ
新型コロナウイルスの影響で、サラリーマンなどが加入する健康保険組合の財政が悪化しています。会社の収入が減少したため、全国2000以上の事業所で保険料の納付が困難になり、一時的に猶予されていることがわかりました。納付の猶予額は167億円余りにのぼり、健保連=健康保険組合連合会は「リ...
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2020年7月3日
「協会けんぽ」 約5400億円の黒字 移行者増で保険料収入増える
中小企業の従業員らが加入する医療保険「協会けんぽ」の昨年度・令和元年度の決算は、解散が相次いだ「健康保険組合」からの移行者が増加して保険料収入が増えたため、およそ5400億円の黒字となりました。 中小企業の従業員やその家族ら4000万人余りが加入する「協会けんぽ」を運営する全国健...
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2019年11月22日
“団塊世代が75歳になると…保険財政悪化” 改革求める 健保連
健保連=健康保険組合連合会の全国大会が開かれ、団塊の世代が75歳になり始める2022年から保険財政の悪化が見込まれるとして、後期高齢者の医療費の自己負担を引き上げることなど、抜本的な改革を求める決議を採択しました。 大企業の「健康保険組合」でつくる健保連=健康保険組合連合会は、東...