期に補正予算と
臨時国会を」野党6党派

北海道の地震を受けて、立憲民主党など野党6党派が合同で会合を開き、出席者からは「大規模な停電が起きた原因を徹底的に究明すべきだ」とか、「断水が続いている地域や被害を受けた農家への対応を早期に行うべきだ」といった意見が相次ぎました。

そのうえで、復旧・復興に向けて十分な予算を確保するため、今年度の補正予算案を早期に編成し、臨時国会を召集するよう政府に求めていく方針を確認しました。

立民が自民に申し入れ

北海道で震度7の揺れを観測した地震など、自然災害が相次いでいることを受け、立憲民主党の辻元国会対策委員長は、速やかに今年度の補正予算案を編成し、臨時国会を召集すべきだとして、政府側に働きかけるよう自民党の森山国会対策委員長に申し入れました。

このあと、森山氏は、記者団に対し「補正予算が必要かどうかは、まだ全体を見ないとわからないが、臨時国会は、やらなければならない法案があるので、どこかで政府が召集するだろう」と述べました。

一方、辻元氏は「補正予算を組めば、自治体が安心して、独自の補助ができるので、政府は補正予算の編成を指示すべきだ」と述べました。