合う効果があるのか
見直しを」枝野氏

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備に関連する経費が、当初の見積もりを大きく上回る見通しとなったことを受け、立憲民主党の枝野代表は、配備の効果をゼロベースで見直すべきだという考えを示しました。

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」について、防衛省は2基配備する方針で、1基当たりの価格が当初の見積もりを500億円上回るほか、導入後30年間の運用費なども含めると、およそ4664億円に膨らむ見通しを明らかにしました。

これについて立憲民主党の枝野代表は、記者会見で「そもそも北朝鮮に対する備えとして効果があるのかが問題で、見積もりが大幅に上振れしている状況であれば、それに見合う効果があるのか、ゼロベースで見直さなければならない」と述べました。