パラリンピック金メダル
鈴木選手を菅首相が祝福

菅総理大臣は、東京パラリンピック、競泳男子100メートル自由形の運動機能障害のクラスで、今大会、日本で最初の金メダルを獲得した鈴木孝幸選手に「多くの子どもたちが、この金メダルで感動をもらった」と電話で祝福しました。

菅総理大臣は、27日午前、鈴木選手と電話し「金メダル第1号、本当におめでとうございます。特に、逆転しての金メダルで、ゴールした瞬間のあのガッツポーズは、非常に感動しました」と祝福しました。

これに対し鈴木選手は「一夜明けて『本当に金メダルを取れたんだな』と実感が湧いてきています」と応じました。

また、菅総理大臣が「新型コロナの影響で、1年間延期されましたが、どんな思いでしたか」と尋ねたのに対し、鈴木選手は「どうなるか分かりませんでしたが、自分ができることを続けていこうと思って、トレーニングしてきました」と答えました。

さらに、菅総理大臣が「鈴木選手は『障害を抱えている子どもたちが、パラスポーツを始めるきっかけになるような泳ぎをしたい』とおっしゃっていると聞いています。まさに、多くの子どもたちが、この金メダルで感動をもらったと思います」と述べると、鈴木選手は「そういう人たちが増えるとうれしく思いますし、まだレースは続くので、一生懸命、泳いでいきたいと思っています」と意気込みを話していました。