菅首相 柔道金メダル
高藤選手を祝福

菅総理大臣は、東京オリンピック柔道男子60キロ級で今大会、日本で最初の金メダルを獲得した高藤直寿選手に「多くの子どもや若者が夢や希望をもらった」と電話で祝福しました。

菅総理大臣は25日午前9時ごろ、総理大臣公邸で高藤選手と電話し「金メダル第1号、おめでとうございます。準決勝と決勝の試合を見たが、本当に粘り強い戦いで、勝利への強い執念を感じました」と祝福したのに対し、高藤選手は「まだ実感が湧いていないです」と答えました。

また、菅総理大臣が「前回の大会から5年間の努力を実らせた金メダルで、本当に大変な道のりだったと思います。勝利後のインタビューで『これが僕の柔道です』と胸を張って言ったことばに、5年間のすべてが凝縮されていると感じました」と述べたのに対し、高藤選手は「5年間は長かったです」と応じていました。

さらに、菅総理大臣は「今回の金メダルに多くの子どもや若者が夢や希望をもらったと思う。ご家族もとても喜んでいると聞きましたが、いかがでしたか」と述べ、高藤選手は「家族も本当に喜んでくれて、いろいろな方から『テレビを見たよ』とか『おめでとう』とか連絡をいただいて、頑張ってよかったなと改めて思いました」と喜びを表していました。

菅首相 金メダル獲得の日本選手にお祝いメッセージを投稿

菅総理大臣は、みずからのツイッターで、東京オリンピックで金メダルを獲得した選手に対し、お祝いのメッセージを投稿しました。

このうち、東京オリンピックの新競技、スケートボードの男子ストリートで金メダルを獲得した堀米雄斗選手には「初代金メダリスト、おめでとうございます!見事な技の数々で世界を魅了してくれました」としています。

また、競泳の女子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依選手には「初出場の大舞台で、競泳で今大会初、そして女子400メートル個人メドレーとして日本史上初の金メダル、おめでとうございます」とつづっています。