6増「泉さんの賛成票
残念」玉木氏 辻元氏

参議院の定数を6増やすなどとした改正公職選挙法の成立に関連して、自民党内の議論で定数を増やすことに国民の理解は得られないと主張していた一方、賛成票を投じた小泉進次郎・筆頭副幹事長について、野党からは、「行動でも示して欲しかった」などと残念だという感想が相次いで聞かれました。

国民民主党の玉木共同代表は、記者団に対し、次のように述べました。
「わたしも見ていましたけど、残念ですね。小泉進次郎さんも『これはおかしい』と思ったので、そういう発言を一時、していたと思うし、今も『おかしい』と思っていると思う。ですから、ここは、男気を見せてもらいたかったなと。やっぱり、おかしいことには、『おかしい』と言うのが、進次郎さんの良さだと思いますから。ぜひ、言葉だけでなく、行動でも示していただきたかった。残念ですね」

立憲民主党の辻元国会対策委員長は、記者団に対し、次のように述べました。
「小泉進次郎さんがね、『造反するかしら』と、将来性のある議員だから、期待したけれども、残念でしたね。賛成されましたね。『議員の数を増やすっていうのは、おかしい』とおっしゃってたのにですね、口だけだったのかしら。残念ですね」