民 玉木代表 両党解散
新党結成する方式を評価

合流協議で立憲民主党から新たな案を示されたのを受けて、国民民主党の玉木代表は記者会見を行い、両党を解散して新党を結成する方式を評価する一方、党名については、投票などの民主的な手続きを経て決めるべきだという考えを示しました。

立憲民主党は15日国民民主党に対し、両党の合流をめぐり、それぞれの党を解散して新党を結成し、党名を「立憲民主党」に通称と略称は「民主党」にするとした新たな案を示しました。

これを受けて、国民民主党の玉木代表は記者会見を行い、「両党ともに、ある意味、過去を投げ捨てて新党として、新しいスタートを切るために解党することは高く評価しているし、枝野代表の決断に賛同する」と述べ、両党を解散して新党を結成する方式を評価しました。

一方で、党名については「投票などの民主的な手続きを経て決めるほうが、過去にとらわれず、未来に向けた新しいスタートが切れるのではないか。新党を立ち上げるのであれば、代表と同時に党名も新しく選ぶことを提案したい」と述べました。

また合流にあたっては、消費税率の引き下げの是非を含めた経済政策や、憲法改正についての考え方のすり合わせが必要だという認識を示しました。

国民民主党は16日、立憲民主党に対し、こうした考えを幹事長間で回答するとしています。